眼鏡のカガヤキ☆

眼鏡を通して見えるキラキラした日常をお伝えします。岡山で小学校の先生をしている僕が、授業実践や読んだ本・好きな音楽・子育てについてキラッと輝くことをお伝えするブログです。

親子かけっこ教室に参加しました

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かけっこ教室

日曜日に、岡山ふれあいセンターで行われたお父さんと一緒に!かけっこ教室に参加してきました。定期的に行われている講座なようです。人気なようで、前回は抽選で外れてしまいました。

今回、当選して参加できることになりました。

5歳〜の参加資格なので、うちの娘が一番小さい感じ。大半が、小学校低学年の子でした。

 

速く走るために大事なこと

 講師の方は、岡山ACという陸上クラブの監督さん。自身も今も選手としてマスターズに出場されているそうです。42歳で100mが11秒台!

 

そのような陸上を専門にされている方に教えてもらえるので、ワクワクしながら講座を受けました。

 

講座では、3つのポイントを教えていただきました。

 

  1. 姿勢
  2. 腕の振り方
  3. スタートの仕方

 

 

全てに共通する姿勢

速く走るために、常に意識すべきは姿勢である。最初に言われていました。ねこ背では、速く走ることができないので、少し胸をはっている

 

腕を曲げて、振る

腕は、できるだけ体に近づけてしっかり振るのが大事。腕を振ることにだけ意識をおいて、歩くトレーニングをしました。

 

初めの一歩

スタート直後に顔を上げてしまうと、初めの一歩の勢いが分散してしまう。なので、直ぐに顔を上げずに、前傾姿勢を保つことが大切だそうです。そのためにバランス感覚を養うトレーニングをしました。

 

まとめ

「楽しく親子で走る」くらいの感覚で講座に参加しましたが、かなり丁寧に一つひとつの動作について教えていただきました。

 

年長の娘には、少々内容が難しかったかな。それでも、意識してトレーニングしていました。

取り組む姿勢を褒めて、「家で一緒に走ろうな」と言うと、喜んでいました。

 

僕自身、体育の授業で活かせる内容だったので、大収穫でした。

 

今日も読んでくださってありがとうございます。

 

レンコンの天ぷらにまつわる話

 ずっと好きなもの

食べ物の好みって、年を重ねると変わるって言いますよね。確かに、子どもの頃は煮物やお浸しなんか美味しいと思って食べていませんでした。和食よりも、コロッケ、ハンバーグや唐揚げなどのいわゆるお子様ランチメニューが、大好きでした。

 

ところが、大人になると、出汁の旨みが好きになりました。揚げ物ばかりよりも、野菜を使った1品が嬉しい。それにお酒があれば、なおいい訳です。

 

ただ、子どもの頃から変わらず、ずっと好きなものがあります。それは、レンコンの天ぷら。

 

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レンコンを使った料理なら何でも好きですが、天ぷらが僕の中では最高です。天ぷらになると、レンコンが分厚い。分厚いレンコンを噛んだ時のシャキシャキとした歯ごたえが、大好きです。

 

どうして好きになったのか。

理由があるはず。

自分の記憶を思い出してみました。

 

レンコン掘りと少年時代

子どもの頃です。小学校の1年生くらいだと思います。父親の職場の方の家にレンコン掘りに行かせてもらいました。

 

長靴履いて、ドロの中に入る。もうそれだけで楽しいもんでした。ヌルヌルした泥の中に手を入れてレンコンを引っ張る。大きなレンコンが取れました。

 レンコン掘りも無事終わり、泥だらけになった体を洗うために、お風呂に入らせてもらいました。

 

お風呂から上がって、晩御飯。

収穫したレンコンが天ぷらとして、出て来ました。自分がとったものだから、尚更美味い。

 

お腹いっぱい食べました。

父親は、職場の方とお酒を飲んでいました。

その時に流れていたのが、井上陽水の「少年時代」。その時初めて聴いた歌でした。

陽水の声と、ノスタルジーなサウンド。

 

レンコン掘りと少年時代は、30年近く経ってもまだ僕の頭の中に記憶され、こうして文章にする程ですから相当強烈なものだったんだろうと思います。

 

まとめ

 どうして好きなのか。

そこを掘り下げて見ると、懐かしいことを思い出しました。連休に実家に帰った時に、母親に話をして聞いてみようと思います。

 

あぁーレンコンの天ぷら食べたくなったな。

 

今日も読んでくださってありがとうございます。

 

 

 

 

飲み放題がなくなるの!?

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そんなことしないで!

飲み放題がなくなるかもしれない。

急になくなることはないかもしれないが、可能性があるのは、僕にとって問題です。

 

何故なら、僕はお酒が大好きだからです。

飲み放題があるから、飲み会に行っても好きなだけ飲めるわけです。確かに殆ど飲まない人にとって、飲み放題プランは必要ないものかもしれません。

 

大体コース+1500円程度が飲み放題の定番。

居酒屋で、ソフトドリンクを頼んでも1杯500円前後。2時間いたら、3杯くらい飲むだろうからそんなに損した気分にならないと思います。

 

さらに言えば、職場での飲み会。

飲み放題がなくなれば、会費の徴収が難しいと思うんですよ。幹事さんは、大変です。

 

〇〇さんが今回来るから、このくらい集めよ。

 

えぇー、〇〇さん来るの!飲むから、会費上がるわ。

 

みたいなことが、飲み放題がないと起こると思うのです。

 

または、こんなことも。

 

「今日の会費は、4000円なので、1人2杯のお酒でよろしくお願いします。」

 

こんなことを、飲み会の初めに言われたらシラケますよね。

 

お酒は、適度に楽しもう!

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酒は百薬の長のとも言われますよね。

飲み過ぎは良くない。

適度に楽しめば、いいです。適度にですよ(自戒の念も込めて)。

何でもかんでも、規制じゃ面白くありません。

庶民の楽しみを奪うようなことは、ヤメて欲しいです。お酒を飲んで、話をして、楽しもう。

 

この考えが、おっさんなのかな。

 

今日も読んでくださってありがとうございます。

 

 

 

学級びらき、授業の始まり

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探り探りの期間

新学期になりました。

初めの1週間。

 

新しいクラスを始動するために、力を注ぐ時です。どこの学校現場でも、バタバタという効果音が聞こえて来るような忙しさだと思います。

 

さて、僕は3年生の担任になりました。

一昨年の6年生、昨年の1年生、そして今年は3年生。気づけば、3年間で低中高学年を経験することになります。変化がめまぐるしい為に、学びも気づきも多くある。有難い経験です。

 

そして、今週は授業開始日。

ノート作りや授業のきまりを子供達と考えて、伝える。ー最初のルール作りは大事です。

早速、授業の中身に入っていきます。

 

まだ、お互いを探り合っているような空気感での授業。これが、意外に好きだったりします。

ちょっと、踏み込むような問いを投げかけることで、空気が変わる。

 

これを繰り返しながら、クラスの雰囲気が生まれてきます。もちろん、スムーズにいく年となかなか上手くいかない年があります。その時こそ、自分が成長するチャンスですよね。

 

「今年の子ども達は、ダメだ!」

「去年の子ども達は、出来たのに。」

 

こうやって、上手くいかない理由を子どもの方に持っていくのは、残念です。だって、先生は学びの専門家ですもの。上手くいくように、考えて工夫しないといけません。プロ野球選手で、ピッチャーの球が速すぎて、ヒットが打てないと嘆く選手は残念ですよね。

 

年齢が上がると思考も深まる

さて、どの科目も1回目の授業が終わりました。授業終わりに、ノートに振り返りを書いて提出してもらいました。

 

・授業でわかったこと

・気づいたこと

・疑問に思ったこと

 

などなど3年生になると、書く内容もしっかりしたものが多くありました。ふりかえりも1年続けると、さらに深まるんでしょうね。楽しみだ。

 

さぁー、明日からまた新しい週がスタートします。楽しんでいきます。

 

今日も読んでくださってありがとうございます。

 

 

 

星野源にライバル心

源さん。

大工じゃない方の、

そう、星野源さん。

先日、エッセイ『いのちの車窓から』が発売されました。早速、買って読みました。

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俳優・ミュージシャン・作家と様々な分野で活躍しています。昨年大ヒットしたドラマ「逃げ恥」は、普段ドラマを見ない僕もついつい見てしまいました。

ドラマ同じく、いやそれ以上に注目を集めたのが、主題歌「恋」。そして、恋ダンス。娘と息子も何故だか保育園で覚えて来ていました。保育園児も知っている曲!源さんの出世作です。

 

一気に売れっ子になってしまった源さん。

この本は、雑誌『ダヴィンチ』で2014年の12月から2017年の2月まで連載(今も継続中)されたエッセイをまとめたものです。

 

星野源の頭の中

僕は、源さんの作る曲が好きです。

音が優しいのです。ギターよりもマリンバの音色が心地良さを醸し出しているのです。

どうして、源さんがマリンバを演奏するようになったのかは、本の中で語られていました。

 

さらに言えば、音に載せている言葉。

ここが、源さんの最大の魅力だと思います。

 

「頑張っていこうぜ」と言った応援ソング。

「君の事が好きだ」と言ったラブソング。

 

いわゆる、テッパンのテーマを扱うことなく、何気ない日常の幸せや悲しみを表現しているのが、源さんの特徴です。

 

このような有り触れた場面を丁寧に描写し、言葉で表現するからこそ、僕を含め人々に共感を得るのだろうと思っています。

 

例えば、先ほど挙げた「恋」の冒頭の歌詞。

営みの
街が暮れたら色めき
風たちは運ぶわ
カラスと人々の群れ

 

風景がふと浮かんできませんか?

源さんの紡ぐ言葉で、僕の頭の中には情景が浮かんできます。

 

どうやってこんな歌詞を書いているのか。

本の中では、源さんが自身の生活を書いているのでその片鱗を読み解くことができます。

 

星野源は何者だ?

源さんの学生時代についても語られています。

ラジオ好き。目立つタイプではない。正しく、イケテナイ学生時代を過ごしていたのだと思います。

 

ラジオっ子、しかもAMの。これだけで大分尖ってる。僕自身もそうでした。似ている部分があるから共感を覚えるのかもしれません。

 

ところで、俳優・ミュージシャン・作家と様々な顔を見せる源さん。

 

「彼の本業は何?」

 

そう思う方もいるかと思います。

僕は、源さんの本業は星野源だと思っています。俳優もミュージシャンも作家も彼を構成する一部。好きなことを掛け算して、出来ているのが、星野源である。

 

夢を一つに絞らず、したいことをコツコツと続けることで、才能を開花させているのだと思います。どの分野でも丁寧に取り組むからこそ、1以上の仕事をして、結果大きな成果を上げて今があるのでしょう。

 

同年代としては、尊敬しますし、負けるものかとライバル心がフツフツとわいてきます。

 

まとめ

源さんやキングコングの西野さんの活躍を見ていると、ふと思うことがあります。

 

「大きくなったら何になりたい?」

大人たちが、子どもにする典型的な質問です。

例えば、お花やさん、プロ野球選手。小さいときほど、たくさんのやってみたいことを挙げていきます。ところが、小学校の高学年くらいになると、1つに絞っている。絞ることは、いいけれど、自分で(周りの影響もあって)可能性を狭めているように思えます。

 

源さんは、お芝居もして歌も歌って、本も書いている。西野さんは、漫才やって、絵本も書いている。

 

二兎追うものは、一兎をも得ず。そんなことないんですよね。大好きなことを見つけて、とことん向き合って行うと、道は拓けることを彼らは見せてくれています。

 

僕自身も、教師×〇〇でもっともっと成長していきたいと思います。

 

そんな勇気を貰った1冊でした。

星野源に興味がある方は、是非読んでみてください。

 

今日も読んでくださってありがとうございます。

 

 





 

 

作りたい訳じゃない、読みたいだけなんだ

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2週間に一度の入れ替え

読みたい本は買う派の僕。

図書館で借りる派の奥さん。

読む本の趣味は、全然違うけれど、活字に触れる夫婦なので、必然的にうちの娘も息子も本を読むのが好きなようです。

 

2週間に一度は、岡山市立図書館に出掛けてたくさんの本を借りてきます。

 

最近では、子ども達も自分で好きな本を選んで借りるようになりました。

 

父ちゃんはクッキングパパになりたいの?

僕が、図書館で借りるのは、専ら雑誌や漫画。

なぜならば、ビジネス書は本に書き込みをしながら読むことが多いし、小説はじっくり味わいながら読みたいのです。ですので、これらの数多く借りることはありません。

 

『プレジデントファミリー』や『ブルータス』などは、豊富なバックナンバーがあるので重宝しています。そして、漫画。『YAWARA!』や『Hotel』は図書館で借りて全て読みました。

 

そして、現在貪り読んでいる漫画は、『クッキングパパ』。日本を代表する料理漫画ですよね。今も『モーニング』での連載は続いています。料理を通した荒岩ファミリーの物語が好きです。

 

図書館の場合、1巻、2巻・・・と続いて置いてあることがありません。1巻、10巻・・・みたいにとびとびであることが多いです。通常の漫画であれば、話がとんでしまい、訳が分からないことになってしまいます。ただ、『クッキングパパ』の場合、一話完結型であるのでどこから読んでも差ほど問題なくついていけるのが助かります。

 

あまりに、毎度『クッキングパパ』を借りて読むものだから、娘に「父ちゃんはクッキングパパになりたいの?」と聞かれてしまいました。

 

「料理は食べることは大好きだけど、作ることには、あまり興味がないよー」と答えました。

まとめ

料理漫画は、中高生の頃から大好きです。

美味しんぼ』や『大使閣下の料理人』、『味いちもんめ』などなど数多くの作品に触れてきたおかげで、料理の知識はやたらとあります。あるだけで、残念ながらその知識を活かしたことはないです。

 

もし数年後、料理に目覚めるようなことがあれば、活かしたいですが。

 

さて、この記事を書いていたら、『ミスター味っ子』や『中華一番』が読みたくなってきました。さすがに図書館にはないよな。この2つは、レンタルするか漫画喫茶で読むことにします。

 

今日も読んでくださってありがとうございます。

 

 

教訓Iが心に鳴り響く

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心からお悔み申し上げます

ミュージシャンの加川良さんが4月5日に亡くなられてしまいました。まだ、69歳という若さ。

心からお悔み申し上げます。

 

ライブを観ることなく、音源でしか加川さんの楽曲に触れることはありませんでした。

まして、30代の僕の周りで、加川さんを知っている友人は皆無でした。唯一、音楽関係の仕事をしていた友人が、加川さんと関わる仕事をしていた時があり、僕が加川さんの話をすると驚き、二人で加川良について話をしたくらい。

その会話を聴いている友人達も「何を話しているんだ???」という感じでした。

 

ガガガSPURC

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そもそも加川良さんを知ったきっかけは、ガガガSPです。彼らは、高田渡友部正人泉谷しげる吉田拓郎、初期のRCサクセションといった日本のフォークを代表するミュージシャンの楽曲のカバーを多くしています。

 

 

ガガガSPを通して知った曲が数多くあります。魅力ある曲だから、当然オリジナルも聴きたくなりました。おそらく、ガガガSPの人気と合間って、発売されたCDがあります。

 

 

URCアンソロジーVol.3 URCの真実

URCアンソロジーVol.3 URCの真実

 
URCアンソロジーVol.1 URCの誕生

URCアンソロジーVol.1 URCの誕生

 
URCアンソロジーVol.2 URCの時代

URCアンソロジーVol.2 URCの時代

 

 

URC(アングラ レコード クラブ)

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1969年2月に設立された会員制レコードクラブです。会費を納めて、月に2枚レコードが送られてくる仕組みだったと思います。日本初のインディーズレーベルなどとも言われています。

 

インターネットがない時代にも関わらず、申込者が殺到するという事態。正しく、口コミだけで広がったことでしょう。

 

歌の内容は、当然メジャーから発売するのは、難しいような内容ばかり。言えないことを、歌にして発信している。これがURCの魅力だったのだと思います。

 

40年近くたってから、URCの存在を知った僕は、このアングラフォークの虜となりました。

もっとマニアックなミュージシャンがいるはずだ。どんどんその深みにはまっていきました。

 

皮肉な反戦

さて、加川さんの代表曲と言えば、教訓Iです。

死んで神様と言われるよりも

生きてバカだと言われましょうよネ

きれいごとならべられた時も

この命をすてないようにネ

「戦争反対」というメッセージを、皮肉を交えて伝える。この歌詞のセンスが僕は、大好きです。反対ということは、簡単にできるけれど、ここまでユーモアを踏まえて気持ちを発信することは、できりことではありません。さすが、加川さんという印象です。

 

 

個人的には、教訓Iをさらにもじったなぎら健壱さんの教訓IIIもオススメです。

 

 

まとめ

69歳という若さで亡くなられた加川さん。

一度ライブを観てみたかったのが、正直なところです。天国でも、好きな歌を楽しく唄って欲しいです。また、ステキなミュージシャンがこの世を去ってしまうのが、悲しい限りです。

 

今日も読んでくださってありがとうございます。