眼鏡のカガヤキ☆

眼鏡を通して見えるキラキラした日常をお伝えします。岡山で小学校の先生をしている僕が、授業実践や読んだ本・好きな音楽・子育てについてキラッと輝くことをお伝えするブログです。

関関同立の関は?

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このニュース。日大のアメフト部員による悪質なタックル問題。監督の指示があったのかどうかが、話題になっていますね。

 

関学出身者なら分かる、イラッとするあるあるです。関西学院大学は、「かんせいがくいんだいがく」です。 

 

いわゆる、予備校が名付けた「関関同立」という言葉。この関関の先が、関西学院大学なのか関西大学なのか。関係ない人には、どうでもいい話ですが、当事者には意外とこだわりがあるようで・・・。

 

学生の時、教授が教えてくれたことでよく覚えていることの1つに、西という漢字の読み方の話があります。

 

西という漢字は、漢音が「セイ」。呉音が「サイ」。漢音は、唐の時代の発音に由来する読み方。呉音は、漢音が持ち込まれる以前から日本に定着していた読み方。

 

教授曰く、漢音は中国語の発音に近いから西は、「セイ」と読む方が先にくる!

 

だから、関関の先は関西学院大学だ!!!

 

とおっしゃっていました。このニュースを見て、そんな事を思い出しました。

 

それはさておき、学生が自分の夢や目標に向かって全力でプレーできる環境を作るのが、監督をはじめコーチ陣の役目ではないでしょうか。

 

ましてや、学生のクラブ活動です。大人の勝手な思惑で、若者の人生を台無しにするようなことが無いようにしなければなりませんね。

 

今日も読んでくださってありがとうございました。

 

『億男』を読んで、お金と幸せについて考えてみた

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このところ、読書も仕事モード。

教育書やビジネス書を中心に読んでいました。

連休前に、小路幸也さんの「東京バンドワゴン」シリーズ最新作『ヘイ・ジュード』を読んで、心に栄養を貰った気持ちになりました。

「やっぱ、物語を読むと自分の気持ちと向き合うなぁ」そして、次に手にとって読んだ作品がこれです。『億男』 川村元気

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あらすじ

図書館に勤務している一男。弟の借金を肩代わりしたため、夜はパン工場で働いている。借金が原因で、奥さんと娘とは別居することに。

ある日、商店街の福引きで貰った宝くじが、当選。その金額は、何と3億円!!突如舞い込んできた大金にどうすればいいのか戸惑う一男。

そこで、大学時代の親友であった九十九に相談することに。起業をして大富豪となった九十九を訪ねた直後、三億円と共に失踪。九十九の知り合いを辿りながら、お金と幸せの関係を考えていく一男の未来は・・・。

 

お金と幸せは両立するのか

親友の九十九と三億円が消えてから、かつての九十九の仲間を訪ねる一男。大金を手に入れた人から聞く、お金と幸せの関係。

 

お金で買えるものは何か。はたまた、買えないものは何か。さらに幸せとはなんぞや。お金と幸せについて考えさせる作品となっています。

誰しもお金持ちになりたい、幸せになりたいと思っていますが、なかなか上手くいかない。

 

読みながら、自分自身の「お金と幸せ」について考えてみました。お金は、あるに越したことはない。でも、大きなお金を受け取れるだけの器が自分にあるのかな・・・。

 

そんな時にふと頭に流れた曲があります。

ベンジーこと浅井健一がやっていたJUDEというバンドで発表した「新しい風」

 

人間って不思議なんだよね

幸せの中にいると

そのことに気づかないでいる

その逆もありえるけど

だから僕は愛することがしたいんだ

幸せって、見つけるものではなくて感じるもの。いくら探しても見つからない。だって、今の状態が幸せなんだから。それを感じる心が大切なんだろろうな。

 

幸せとお金の関係。

難しいけれど、どこかで向き合う必要があるテーマ。この作品で、考えさせられました。

今日も読んでくださってありがとうございます。

 

 

億男 (文春文庫)

億男 (文春文庫)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

人生に彩りを与える音楽④

音楽には、力がある。 テンションを上げる時。 苛立ちを鎮める時。 何度となく、音楽に力を貰い、そして乗り越えてきた出来事があります。 正しく、NO MUSIC,NO LIFE. 怒髪天が歌ったように、音楽のない生活は、気の抜けたビールみたいなものです。 人生に彩りを与える音楽。 第4弾です。

 

電撃発表!

「人生に彩りを与える音楽」シリーズは、頻繁に書きたい記事ではないのです。何故ならば、「人生に彩りを」と銘打っている音楽なのですから、僕の人生に於いて大変意味のある一曲を選んで書きたいわけです。

先日第3弾を書いたばかりなので、書くかどうか考えましたが、今日飛び込んできたニュースは、特別。短いスパンでも書き記しておこうと思い立ち、こうして記事にしています。

 

ELLEGARDEN(以下、エルレ)が10年ぶりに復活する!!!!

言葉で言い表すことができない衝撃です。

まずは、エルレが活動休止して10年経っていることに驚きました。確かに、フェスに足繁く通っていた10年前くらいの常連は、エルレでした。でもそこから、10年の月日が過ぎていることにびっくりです。

 

僕がエルレで選ぶ1曲は!

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活動を再開することを知って頭に浮かんだ曲は、ジターバグです。エルレ単独のライブには、行ったことがないのですが、10年前くらいのフェスの定番は、エルレでした。その時に、演奏していた曲で、印象に残ったのが、ジターバグ。

 

数え切れないほど無くしてまた拾い集めればいいさ

 

何度もチャレンジしていくことで、見える世界がある。10年前には、見えなかったものがやはりあります。それは、父親になったことも大きいでしょう。手に入れたものは、失わない。何回でも挑戦していこうというメッセージをこの曲から受け取りました。

 

 

 

この時期に復活ということは、どこかの夏フェスに出そうな感じですね。そして、待ち望むのは、新曲発表です。

 

遠回りする度に見えてきたこともあって

近道をするつもりは、僕の人生には全くない。

やりたいこと、行ってみたい所。自分の気持ちに素直になって生きたいですね。

 

今日も読んでくださって、ありがとうございます。

 

 

 

 

 

ほぼ日手帳からの気づき

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今日のほぼ日手帳の一言。

料理に合わせて食材を調達するホテルのシェフ。食材に合わせて献立を考える船のシェフ。自分のお店をもったときに、やはり船のシェフの考え方の方が利益を出すのに有利だったりするのです。

サカキシンイチロウさんが『おいしい店との…』の中で。

形にしたいものがあって、それを調達する力。

手持ちのカードで、形にする力。

 

これは、授業づくりも同じだなと思いました。

僕の場合・・・

 

授業公開をして、他の先生に見ていただく研究授業では、「こういう授業をする!」という形にしたいものを同僚と綿密に計画します。そこに向けて様々な準備をしていくわけです。

 

一方、日々の授業では大まかな計画を基に、準備をして、自分の持っている力を駆使して授業を展開していきます。

 

因みに、「いい授業できたな」と思えるのは、後者です。それは、目の前の子どもの反応を見ながらその場で授業を組み立てているからです。

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僕は、子どもと一緒に積み上げていってゴールを目指す授業が好きなんだろうな。

 

ただ、手持ちのカードを増やすためには、研修に出かけたり、本を読んだりして、やってみたいことを見つけて実践する。そこから課題を見つけて、実践する。これが大切です。

 

どちらが欠けてもレベルアップしないのかな。

 

そんなことをほぼ日手帳の一言から考えました。

 

今日も読んでくださってありがとうございます。

「かがくのとも」

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今日は、娘の話です。

我が家では、寝る時に1冊だけ本を読んでもらえるルールを設けています。娘は、図書館で借りてきた本を自分で読んだ後、読んで欲しいと持ってくるのが、『かがくのとも』です。

通っていた保育園が、毎月購入してくれて月末に家に持って帰って来ていました。

かがくのともって?

 

『かがくのとも』は、福音館書店が発行している月刊誌です。植物や動物などを中心に、身近な科学を題材に書かれた絵本です。

4-5歳の子どもが分かるように、分かりやすい文章と細部まで丁寧に描かれたイラストで構成されています。

 

幼児向けだからと言って、決して内容が薄いわけではないのです。小学生にも十分過ぎる内容です。僕は、授業の導入に、娘から借りて読み聞かせで使っています。

 

小学校に入学したから・・・

この春から、小学生になった娘。

「かがくのとも」は、もう届きません。

それでも、今まで貰ったものを寝る時に持ってくるので聞いてみました。

「かがくのとも、新しいの読みたい?」

「うん!読みたい。」

 

連休の間、大きな本屋さんに行く機会があったので、探してみると売ってました。かがくのとも6月号。この号では、「たまごとにわとり」について書いてありました。どうやって、にわとりが卵を産むのか。にわとりは、何を食べているのか。養鶏場の事が説明してありました。

 

おまけの付録では、他の卵のイラストが載っていました。付録は、いつも僕が学校に持って行って、教室や理科室に掲示しています。

 

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「読みたい。」という本は、出来るだけ買ってあげようと思っています。「かがくのとも」今年は、家で購読しようと思います。もうひとつ上の「ちいさなふしぎ」は、小学校3年生からだから、まだ難しいようです。

 

「来月は何かな?」僕も楽しみです。

 

今日も読んでくださってありがとうございます。

 

 

 

 

人生に彩りを与える音楽③

音楽には、力がある。
テンションを上げる時。
苛立ちを鎮める時。
何度となく、音楽に力を貰い、そして乗り越えてきた出来事があります。
正しく、NO MUSIC,NO LIFE.
怒髪天が歌ったように、音楽のない生活は、気の抜けたビールみたいなものです。

 

人生に彩りを与える音楽。

第3弾です。

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メロコアを聴くきっかけになった曲

今回紹介する曲は、こちらです。

RAINBOW,RAINBOW/Hawaiian6

2005年に発表された2ndアルバム「BEGINNING 」に収録されている1曲です。

僕がHawaiian6を知ったのは、2007年に行ったROCK IN JAPAN FESTIVALです。

 

2007年の僕(当時25歳)は、とにかく各地のフェスに行きまくりました。春のARABAKIに始まり、夏はROCK IN JAPAN ・SET STOCK ・MONSTER baSHに行きました。独身だったので、自分の好きな事に目一杯お金を使っていた時期です。フェスに行けば、今まで知らなかったアーティストに出会い、新しい楽曲に触れる。聴く音楽の幅が、拡がった時期でした。

 

Hawaiian6は、ROCK IN JAPAN 2007の初日。

LAKE STAGEのトップバッターでした。夜行バスで、大阪から会場入りした僕。寝不足と、暑さで正直テンションは低めでした。楽曲を聴いたことがなかったバンドなので、さほど期待をせずに出番を待っていました(笑)

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3ピースの英語で歌うメロコアバンド。

当時の僕は、日本人が英語で歌うバンドは嫌いでした。「日本人なら日本語で歌おうぜ!」その気持ちが強くて、毛嫌いしていました。

 

ステージに登場したHawaiian6

彼らの奏でる音楽は、違いました。僕が毛嫌いしてきたメロコアとは、一線を画す音。どことなく歌謡曲のテイストを感じさせるメロディーでした。その中でも一番印象に残ったのが、最後に演奏した曲、RAINBOW,RAINBOW

 

体が勝手に動き出す音楽。周りにいた人と一緒にぐるぐる回って、ハイタッチ!!

Fly to the rainbow!

辛い時があっても、この曲を聴くと、あのひたちなかのステージが蘇ります。僕に勇気をくれる曲です。明日は、これを聴いて出勤だ!

 

今日も読んでくださってありがとうございます。

 

RAINBOW, RAINBOW

RAINBOW, RAINBOW

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

やっぱLoveだねー。【ヘイ・ジュードを読んで】

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やっぱり、一気読みをしてしまいました。

小路幸也さんの小説「東京バンドワゴン」シリーズの最新作『ヘイ・ジュード』。楽しみな小説は、じっくり読みたいけれど、先が気になってついつい読んでしまう。結局、あっと言う間に読んでしまいました。

 

 

読む前に書いた記事がこれ。花陽の医学部受験の結果が描かれている所は、ドキドキしながら読み進めました。正しく、結果発表を待つようにページをめくりました。

 

ネタバレになるので、どうだったかは書きませんが、ネットによる結果発表をリアルに体験させてくれる描写でした。

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そして、今回のタイトルになっている「ヘイ・ジュード」の話。最後に綴られている話です。病室で奏でられるヘイ・ジュード。この場面なぴったりな歌。

Then you begin to make it bette

全て良くなり始めるさ

人と人との繋がりを大事に描いている「東京バンドワゴン」シリーズ。今回のラストにはこんな言葉で締めくくられています。

 

人の心も身体も、言葉と一緒に大きくなるのですよ。

言葉の大切さ、そしてコミュニケーションの必要性を改めて考えさせてくれた1冊です。ここから、「東京バンドワゴン」シリーズに入ってもいい作品だと思います。

今日も読んでくださってありがとうございます。

 

ヘイ・ジュード 東京バンドワゴン

ヘイ・ジュード 東京バンドワゴン

 

Hey Jude

Hey Jude