眼鏡のカガヤキ☆

眼鏡を通して見えるキラキラした日常をお伝えします。岡山で小学校の先生をしている僕が、授業実践や読んだ本・好きな音楽・子育てについてキラッと輝くことをお伝えするブログです。

2018年の振り返り-好奇心を学びのスクリューに-

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2018年も残すところ僅かとなってきました。今年を振り返ってみようと思います。

 

年始に、行動計画を立てることが僕の習慣となっています。2018年は、自分の世界を広げ、Happyになり、周りも幸せになる行動計画をテーマに立てました。行動計画をを立てるのに、活用しているのがフューチャーマッピング(Future Mapping )という方法です。

 

フューチャーマッピングを描いて、2018年のキーワードとして出てきた言葉が、反応・立案・興味でした。

 

◇反応

まず1月からの4ヶ月のテーマに、「反応」を挙げていました。宝地図を授業で取り組みたい気持ちが、どうやら年始からあったようです。そこで、自分で使ったものを同僚に見せて、反応を伺いたいと記していました。探してみると、それに関連する記事を書いていました。

 

もちろん、自分自身も2年ぶりに宝地図を作りました。また、夏休みには職員研修で初任の先生方と、そして2学期には学年で宝地図を作りました。授業以外にも研修で行うことができた。描いていた以上の結果を出すことができました。

 

◇立案

そして5月からの4ヶ月のテーマは、「立案」を挙げていました。「イベントを計画して実行したい」ということでしょう。2018年は、たくさんの行事を計画、実行することができました。その中でも印象に残っているのは、7月に実施したユメカキ授業です。

 

イラスト思考開発者である松田純さんと松田利恵さんが、うちの学校に来てくださり、子どもたちに授業をしてくださいました。このベースがあったからこそ、2学期の宝地図の授業がいい形に仕上がったのだと思います。

 

◇興味

最後に9月からの4ヶ月のテーマには、「興味」を挙げていました。自分の興味の源泉を掘り下げていきたいと書いていました。年初では、「歴史」・「英語」・「哲学」と書いていました。この1年の読書傾向を思い出してみると、歴史に関しては、磯田道史さんの本を読み、江戸時代に興味が広がりました。

 

無私の日本人

無私の日本人

 

哲学では、小川仁志さんの本を何冊か読みました。哲学は、来年もっと読みたいです。

もう一度学びたい哲学 (大人のカルチャー叢書)
 

英語は、NHKラジオ講座を継続して聴いています。少し成果が出ていることを記事にもしていました。

 

教育を軸に、自分の興味のあることを広げて、深めることができたように思います。

 

好奇心を学びのスクリューに

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2018年のテーマに“好奇心を学びのスクリューに”としていました。自分のしたいことや興味のあることをどんどん掘り下げることができた1年でした。

 

紙に書いて、想いを描けば、夢は叶う!

夢叶う!

いい風が吹く!

来年も、もう一歩先に進んでいきます!

 

今日も読んでくださってありがとうございます。

 

ごんぎつね6場面-兵十の視点より-

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ごんぎつねの授業記録、いよいよ最後の場面です。ここでは、視点が兵十へと変わります。

4年前の授業は、こちらです。

 

 

5場面では、ごんの行なっている兵十への償いが、加助の話によって「神様の仕業」と兵十に思われてしまいます。

 

ごんとしては、自分が一生懸命やっていることが、兵十に伝わらずに引き合わないという気持ちが募ります。

 

ごん、お前だったのか・・・

最後の場面、兵十が小屋で縄をなっている所に、ごんがやってくるところです。

兵十が、ふと顔を上げると、ごんぎつねが家に入って行くのが見えます。

「あのごんぎつねが、またいたずらを・・・」

 

兵十の怒りがまた沸々とわいてきます。その怒りは、行動へ。小屋に置いていた火縄銃を手に取り、そっと後ろからごんに近づいて、一撃。

ごんは、倒れてしまいます。ごんを撃った後には、筒口から青い煙が上がっています。

 

困ったこと&良かったこと

この場面、兵十にとって困ったこと、良かったことは何なのか。

 

〈困ったこと〉

・ごんを撃ってしまったこと

・もうクリや松たけを持って来てくれる人がい    

    なくなってしまったこと

〈良かったこと〉

・クリや松たけを持ってきていたのが、ごんだ

    と分かったこと

・おっかあの仇がとれたこと

・ごんにいたずらされていなかったこと

 

子どもたちから、このような意見があがりました。兵十にごんの想いは伝わったのか。

 

この後、ごんの視点でも共感マップを作りました。その授業は、次の記事で書きます。

 

今日も読んでくださってありがとうございます。

 

ゼロヒャク教科書

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学びは、一生続くもの

落合陽一さんの新刊『0才から100才まで学び続けなくてはならない時代を生きる 学ぶ人と育てる人のための教科書』を読みました。

 

本人もそう書いていましたが、「教科書」というだけあって、落合さんの他の書籍よりも読みやすかったです。教師は、もちろん教育に携わる大人、これから社会に出ていく中高生には、極めて重要な内容だと思います。

 

どのように学ぶのか

何をどれだけ知っているのか。

未だ、ここに力点を置いた考え方に則った授業形式が多い学校現場。もちろん、必要な知識を教える事は非常に大事です。いわゆる、「教える」という部分。テクノロジーが、進化しているならそれを活用していけばいいのにと思います。

この本では、学び方を学ぶことの大切さが書かれています。

 

・話は、どのように聴けばいいのか。

・ノートは、どんな風に書けばいいのか。

・どんな風に、話せば伝わるのか。

 

学校では、殆ど教えることがありません。

多くの場合が、こんな感じです。

 

・ちゃんと聞きましょう。

・ちゃんと書いてあることを書きましょう。

・ちゃんと大きな声で話しましょう。

 

「ちゃんと」という曖昧な言葉での指導が非常に多いように感じます。知識を活用していく力を養うことに重きを置いていく。新学習指導要領で謳うのであれば、「学び方を学ぶ」授業があってもいいなと、落合さんの本を読んで思いました。

 

学びは、学校だけするものではない。

学校を出てからの方が時間は長い。

大人になってからどのように学んでいくのか。

学ぶって楽しいことなんだよ。

知らない事が知れて、レベルアップするんだもん。特に、親が学ぶ姿勢を我が子に見せることができているのか。

 

落合さんの本は、未来を担う子どもをどう育てて行くのか、教師や親への投げかけをしています。落合さん自身、自身の研究はもちろんのこと、父親であり、教育に大して非常に熱心取り組んでおられます。これからも注目していきたい人物です。

 

今日も読んでくださってありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

 

クリスマスプレゼント

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クリスマス・・・

「サンタさんに何頼むの?」

この時期になると、

親は、我が子に尋ねる質問ですよね。

amazon musicでクリスマスソングを聴いても、大してテンションが上がらない僕ですが、

我が家のサンタさんとして、プレゼントの用意は、しっかりするタイプです。

 

我が家では、サンタさんからのプレゼントと父ちゃんからのプレゼントを用意しています。サンタプレゼントは、頼んだ物。父ちゃんプレゼントは、僕セレクトなのです。

 

将来的に一本化する予定です・・・

 

さて、今年の娘と息子が、サンタさんに頼んだもの。

 

娘:乾電池2個!?

息子:LEGO®︎基本セット!!

 

息子の頼んだ物は、分かりますが、娘の乾電池・・・。目覚まし時計に入れるそうですが、サンタに頼まなくても。娘には、「乾電池なら、父ちゃんでも母ちゃんでも買うからね。」

と伝えましたが、断固としてサンタさんからのプレゼントで欲しいそうです。

 

不思議なリクエストにも一応応えて、準備をしました(笑)

 

今日も読んでくださって、ありがとうございます。

 

 

 

 

崩れているが、仕方ない

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年の瀬ですね。

そんな感じが、あまりしません。

でも後1週間で、2018年も終わりを迎えます。

 

忙しさとモチベーションダウンで、お酒のサイクルが崩れています。

 

しかし、

 

お酒のサイクルは、1ヶ月以上続けることが、できたのです。これって、僕の中では記録的な出来事なのです。習慣化すること自体は、得意なのですが、お酒に関しては全く出来ていなかったのが、今年はできた。

 

という事は、お酒のサイクルは、継続できる。

そう確信しています。年末年始は、ちょっとお休み。仲間とのお酒を楽しんで、また年明けからサイクルを取り戻します。

 

今日も読んでくださってありがとうございます。

 

響け!恋の歌

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3学期に学習発表会あります。

その中で、合奏を行います。

今年度、4年生はMONGOL800の「小さな恋の歌」に決めました。

 

今日の帰りの会で子供達に説明しました。

MONGOL800は、今年20周年。

この曲は、大事な人へ届ける曲であること。

 

それこそ、20年近く前に発表された曲だけど、今も多くの人にカバーされて、小学生も知っている曲です。

 

大好きなMONGOL800が、そんな存在になっていることが、誇らしいです。自分が、熱中していた青春パンク世代のバンド。

 

今も第一線で、活躍していることは、励みとなっています。

 

あたなたにとって

大事な人ほど そばにいるの

誰を自分が大切にしているのかな。

その人に笑顔で挨拶できているのかな。

 

自分に関わる人と、楽しく幸せな空間を創っていきます。

 

今日も読んでくださってありがとうございます。

 

 

ごんぎつね5場面-引き合わない-

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先週は、違う事を書いていました。

ようやく、ごんぎつねについて書きたくなったので、5場面の授業について書きます。

4年前の授業はこちら。

 

 

それはないよ・・・

4場面では、兵十と加助が夜道を歩いているところに、ぐんがばったり遭遇。後をつけて、二人の会話を聞いていました。ごんは、クリや松たけのことを話していることが嬉しくなっていました。

 

さて、5場面です。

お念仏を終えた兵士と加助。

吉兵衛の家を出て、再び歩き出します。

加助の一言が、ごんに衝撃を与えます。

 

「クリや松たけを持ってきてくれるのは、神さまのしわざだ。だから、神さまにお礼を言わないといけないよ。」

 

自分が罪滅ぼしの為に頑張ってきたことを神さまのおかげにされてしまったごん。

 

少々疑問を持ちながらも、加助の考えに同意した兵十。

 

ごんとしては、やりせない。引き合わないという気持ちになっています。

 

ごんはどう思った?

一生懸命なごん。

でも、自分の頑張りが、神さまのおかげとなってしまっている。これを聞いてごんはどう思ったのか質問しました。

 

  • がっかりした
  • 諦めてしまった
  • 残念に思っている
  • 加助に対して嫉妬や怒りを覚えた

 

という考えがあがりました。

 

ここにきて、ごんのモチベーションは、一気に下がります。この後どんな行動に出るのか。

 

ごんとしては、兵十に気持ちが伝わらないまま最終場面を迎えることになりました。

 

今日も読んでくださってありがとうございます。