眼鏡のカガヤキ☆

眼鏡を通して見えるキラキラした日常をお伝えします。岡山で小学校の先生をしている僕が、授業実践や読んだ本・好きな音楽・子育てについてキラッと輝くことをお伝えするブログです。

習熟度別クラス編成について

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少し、教育的な話題について。
習熟度別クラス編成の授業。

小学校や中学校では、算数・数学で取り入れている学校も多いですよね。

高校になれば、理系・文系、または志望校別でのクラス編成になっていると思います。

僕自身、習熟度別クラス編成の授業は算数に関しては、賛成です。

但し、現状のシステムでは辛い部分が多いと思います。

今は、学習内容を理解していようが、そうでなかろうが、義務教育においては進級できます。

それに、幾ら習熟度別クラス編成にしても使用する教科書は同じ、全学年の内容を理解していなくてもカリキュラムの都合上その単元を学習しなければならない状態です。

幾ら、成績が下位の子供向けに授業を展開してもすぐに差を埋めるのは難しい状況です。勿論、長い目で見れば、効果的な学習です。しかし、それを保護者の中にはが受け入れ難い人もいらっしゃいます。

扱う教材を完全に分けるとか、進度を変えるとか、抜本的な対策が必要なんでしょうね。それをいつの時期からするのかも課題だと思います。

算数・数学に関しては、やはり個々にあったペースや内容で学習できるシステムが大切かなと思います。

そういう点では、少人数による習熟度別クラス編成の授業が適してると言えると思います。

得意な子は、さらに力を伸ばす!
苦手な子は、出来ない所を減らしていく!

目先の順位やクラスに惑わされるのでなく、自分の目標を定めて学習できる子供を育てたいと思う次第です。