こんばんは。
今日は、ごんぎつねの第三場面の授業です。
この場面は、自分のせいで、兵十のおっかあが亡くなってしまったと考えたごんが、つぐないのためにイワシを兵十のうちに投げ入れたり、くりや松たけを持っていくところです。
今回も、共感マップを使ってごんの行動、気持ちを探っていきました。
「おれと同じ、ひとりぼっちの兵十か」
ごんも兵十の気持ちに共感して、せめてもの償いのために、イワシ屋のイワシを盗んで兵十のうちに投げ入れます。
うなぎのつぐないに、まず一つ、いいことをしたと思いました。
ただ、イワシに関しては、イワシ屋が兵十が盗んだと思い、兵十はひどい目にあわされてしまいますが・・。
次の日には、くりを持って行き、後には松たけも持っていきます。
ごんは、自分のしたことを相当後悔したんだなぁーと感じました。
ごんと兵十、この時点でのそれぞれの気持ちを書かせました。
子供の中には
ごんは、やったことを反省して謝ろうとしている心優しいきつねだと思う。
ごんはとても反省している。ただ、その気持ちが兵十にどれだけ伝わっているのか。一度やってしまったことは、なかなか取り返すことができないと思います。
ということを書いている子がいました。
子供達と、一緒に読み込む中でより切なさを感じてしまいました。
今日も読んでいただきまして、ありがとうございます。