『Long Long Ago 再会』/重松清
2009年に出版された作品です。全部で6話収録されていました。
重松さんの作品には、学校だったり先生がよく登場するのですが、6話全てそうでした。
自分自身が小学校の先生をしているので、そういった部分でも共感するから作品にどんどん入り込んで一気に読んでしまいました。
どのお話にも生きることの大切さがテーマになっていました。
特に第2話「ホラ吹きおじさん」でのおじさんの言葉
生きとる者を大事にして、生きていかんといけん・・・
という言葉が心に響きました。
どれもハッピーエンドではないかもしれないけれど、幸せに気づいたところで終わっている所が現実的な感じがして、いいお話だと思いました。
今日も読んでくださり、ありがとうございます。