中学受験の理科では、実験や観察を問題にする傾向が年々増しています。そうなると、グラフや表から情報を読み取り、それを活用し、問題を解く力が必要となります。
グラフの読み取りが苦手です・・
そのような子供は、たくさんいます。グラフや表を活用する前提の情報を読み取ることができない・・。この場合、読み取る練習から始めないといけませんよね。僕は、グラフの読み取りをする時に、必ず3つのことを子供たちに問いかけています。
- 何についてのグラフ?
- 縦軸は何を表している?
- 横軸は何を表している?
苦手な子供ほど、この3つを確認していません。だから読み取れない。そして、グラフや表の問題が嫌いになる。負のスパイラルになってしまいます。
繰り返し、3つのことを確認していくと、そのうちにグラフを見たら頭の中で確認する作業が行われていきます。
さらに踏み込んだ問いかけをするならば
- グラフや表から分かることは何?
ここで、ようやく情報を読み取ることになるわけです。
また、公立中高一貫校の適性検査型試験では、分かることを文章化して答える問題が、頻出です。
- 何についてのグラフ?
- 縦軸は何を表している?
- 横軸は何を表している?
お子さんが、「グラフが苦手だ」と言っていたらこの3つを問いかけてみてくださいね。
今日も読んでくださり、ありがとうございます。