福井県の学力・体力がトップクラスの秘密/志水宏吉+前馬優策
学校全体で子供たちの力をどうやって伸ばしていくのか
これは、最近の僕の中での課題の1つです。このヒントが書かれていると思い、読んでみました。それに、同じく学力調査のトップクラスである秋田県に関する書籍はよく目にしますが、福井県のものは、初めてだったので、興味がそそられました。
福井県の教育の特徴は3つありました。
当たり前のことを当たり前に!しかも、継続して行う
何か特別な取り組みをしているかと思いきや、そんなことはありませんでした。丁寧に授業を行う➡︎課題を出す➡︎チェックやコメントをしっかり行う。中学校では、定期試験に加えて、毎週のチェックテストを行っているものでした。福井県の先生は、真面目な方が非常に多く、夜遅くまで仕事をしていることも記されていました。
家庭の基盤がしっかりしている
教師の指導が一貫している
当たり前のことを当たり前にするのが難しいのですが、それを実行できている福井県は、古き良き日本の教育が今なお残り、継続できているのだと思いました。
やはり、子供に対して情熱を持って接し、接触頻度を高めることで、お互いの信頼関係も深まっていることが、本書から感じられました。
学校としての方向性をきちんと定め、全体で取り組んでいく、ここがポイントだな。
今日も読んでくださり、ありがとうございます。