今を生きるからこそ、未来が拓く!
自分を「ごきげん」にする方法/辻秀一
久しぶりに独りで図書館に行ったので、のんびり本を見ていて気になったので借りました。
借りるきっかけは、表紙裏の言葉。
「自分は不きげんでもいい」と言う人はいますが、「不きげんな人といたい」と言う人は、世の中にひとりもいません。「ごもっともです!」
〈読書メモ〉より
一生懸命を楽しむ
「一生懸命を楽しむ」ってなかなか言えないですよね。大人になるほど、一生懸命する理由を探してしまう・・・。
夢中になれることを見つけてすることが、自分の心をごきげんにしてくれるそうです。
大人が一生懸命楽しむ姿を見せると、子供達にも伝染していきますよね。
気づきを記録する
脳は勝手に意味づけをする。例えば、「今日は雨が降っているから気分が乗らない」みたいなもの。「雨が降っている」という事象と「気分が乗らない」ということを脳が勝手に関連付けている。このことに気づくだけでも意味が少し離れるそうです。
気づきの練習として、自分の気づきをただ記録することが書いてありました。
今日は雨だ。なんか気分が乗らない
先日、インサイド・ヘッドを観た時に同じような場面がありました。ヨロコビが、楽しかった大切な思い出の裏には、悲しい出来事があったこと。カナシミに気づくことで、ヨロコビが、カナシミに寄り添い成長する。
あることに気づくってこういうことだと読むながら思いました。
なお、気づきを記録することで、気持ちが明るくなり、ごきげんだと人間としての機能も上がり、結果も出やすくなるそうです。
誰かを思って・・・
イチロー選手のインタビュー記事が紹介されていました。
誰かのためは聞こえがよい。しかし、それは得てして厄介な問題になることがある。誰かを思ってすることは、不幸な結果になることは少ないように思う。「誰かを思って」このフレーズに惹かれました。
僕が学んでいるエンパシー・ライティングも誰かを想定して文章を作っていくメソッドなので、通じるものを感じました。
〈まとめ〉
心を平穏にするのがごきげんな状態になるんだな。
気づきを記録するのは、いいですね。どうしても「ない」に目が行きがちですが、自分の中の「ある」に目を向ける方が新しい発見があることを感じました。ないものねだりをしてもキリがない。あるもの探しをしていこうっと。
今日も読んでくださってありがとうございます。