長期休暇は、やはり読書の時間がたっぷり取れますね。自然とインプットする量が増えるので、しっかりアウトプットもしていきます。
さて、今回の本です。
書かずに文章がうまくなるトレーニング/山口拓朗
帯には、ペンも紙も必要ありません!日常生活でちょっと意識を変えるだけで、あなたの文章がみるみる上達する方法と書かれています。
〈読書メモ〉より
- 文章作成にもルーチンを取り入れる。そうすることで、集中力がピークの状態で書くことができ、文章の質が上がる。
- 逆に自分にとって集中を妨げとなる敵を知っておく。
- アウトプットを意識する。「話す・書く➡︎インプット➡︎話す・書く➡︎インプット」このサイクルを行うことで、短期記憶から長期記憶につながる。
- 締め切りを早めに設定する。そうすれば、行動力や情報処理力が上がる。ポイントは、自分の思った時間を2割短縮すること。
- 5W3H(いつ・どこで・だれが・なにを・なぜ・どのように・どのくらい・いくらで)を意識する。「わからない」責任を読み手にあると言っていると、いつまでたっても文章は上手にならない。
- ①事実を把握する➡︎②事実を要約しつつメッセージを伝える。そのために「要するに」という言葉を使おう。
- 視点を増やそう。視点が増えることで、テーマが立体的かつシャープになり、読み応えが増す。
- 臨場感満点に雰囲気を伝えるために、カギカッコやオノマトペを効果的に使おう。
私が共感したポイントは、
- 読み手を意識した文章を書く。
- 書く前の「思考」と「準備」が大切で、そこが変われば書く文章は格段に良くなる。
自分自身を振り返って見てると、小中学校の国語の授業で、書く前にどういうことを書きたいだとか、どう書くなど準備のための授業があった記憶はありません。
大体、遠足や運動会、夏休みなど行事があった後に原稿用紙が配られて、「さぁー、あったことを書きましょう」と言う感じでした。皆さんも多かれ少なかれ、近い感じではないでしょうか?
しかし、今の国語の教科書には、読み手が誰であるか。「はじめ・なか・おわり」の型を意識して、書きたいことをメモすることが文章を書く時に大切であると書いてあります。
さて、本に話を戻します。さすがに、「書かずに」うまくなることはないですが、文章を書く前の日頃の書く感覚を養うトレーニングが数多く紹介されています。これは、かなり使えると感じました。特に、類語ひねり出しトレーニングや文章半分削りトレーニングが気に入っています。
要するに、←本でインプットしたものを早速アウトプットしてみる(笑)
何もせずに文章が上手くなるわけがなく、きちんとトレーニングをして書くことが大切!
この本は、「自分でも書けるかも」って思わせてくれるので、書くことに抵抗がある人には、読んでみるといいなと思います。
- 作者: 山口拓朗
- 出版社/メーカー: サンマーク出版
- 発売日: 2015/07/22
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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今日も読んでくださってありがとうございます。
- 作者: 山口拓朗
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