眼鏡のカガヤキ☆

眼鏡を通して見えるキラキラした日常をお伝えします。岡山で小学校の先生をしている僕が、授業実践や読んだ本・好きな音楽・子育てについてキラッと輝くことをお伝えするブログです。

過去か未来かどっちに行きたい?

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一昨日、教室の後ろで宿題チェックをしながら6年生の国語の授業を見ていました。
その日は、谷川俊太郎さんの『谷川俊太郎の33の質問』をもとに授業をされていました。

国語の先生が、その本の中から幾つか質問を紹介し、それからグループで質問を考えて、自分達も質問を作る。
そして、他のグループがそれに答えるという活動をしていました。

面白そうだったので、僕も授業に参加しました。

3つの質問を作る

子供たちの興味が湧く仕掛けとして、3つの質問に究極の質問・至高の質問・珠玉の質問と銘打って考えなさいと言われていました。
僕は、単独グループだったので、独りで3つ考えました。

〈究極の質問〉

もし、過去に戻れるとしたら何年生をしたいですか?理由も教えてください。


〈至高の質問〉

好きな人ができたら、一緒に行ってみたいところはどこですか?

〈珠玉の質問〉

作れるようになりたい料理は何ですか?

僕は、この3つにしました。

思わぬ答えに・・・

質問作りに時間がかかってしまい、質問に答える時間が少なくなってしまいました。
そこで、渡された3つの質問からどれかひとつを答えることになりました。
僕が作った質問がまわってきたグループは、「好きな人ができたら、一緒に行ってみたいところはどこですか?」に答えてくれました。
僕の中では、遊園地だったりするのかなと思いながら質問を作ったんですが、何と!

「実家!」

という答えでした(笑)
僕も国語の先生も爆笑です。
理由を聞くと、「親に紹介したいから」と言ってました。
きっと、親子関係がいいんだなぁと思いながら他のグループの質問や答えを聞いていました。

娘が選んだCD・・・

それでもって、昨日車で聴くCDを選んでいると、
娘が「父ちゃん、これ!」と渡してきたのが、
フラワーカンパニーズの「チェスト!チェスト!チェスト!」。
何故にこれを棚から選んできたのか分からないですが、久しぶりに聴きたかったので、「ありがとう」と言って受け取りました。

このアルバムの8曲目に収録されている「切符」という曲があります。
これが、流れてきた時に思わずびっくりしました。

この曲は、
1番では過去まで行ける片道切符を手に入れてどこまで行こうか?
2番では、未来に行ける片道切符を手に入れてどこまで行くか?
3番では、どこでも行ける切符を手に入れてどこに行くか?

ということが歌われています。

これってこの間の授業と同じやん!



国語の授業と娘の選んだCDがリンクして、まるで伊坂幸太郎の小説みたいな展開に、独りでにやにや(笑)
独りでにやにやするだけだと、寂しいので、こうしてブログに書いているわけですけどね。

過去か未来どっちに行きたいか?

うーん、

どちらか選ぶとなると、僕は過去かな。

未来は、自分で選べるから。

過去は変えられるないもん。

今日も読んでくださってありがとうございます。