電信柱の陰から見ているタイプ
図書館でふと手に取った1冊。
表紙を見ると、CMプランナーの方が書いた
アイデアとプレゼンの本ということが分かる。
表紙をめくり、数ページ読むと、著者は自分の性格を「電信柱の陰から見ているタイプ」と書いていました。
「明るい性格な上、クリエイティブで話すことも得意」
これが、僕の勝手なCMプランナーへのイメージです。自分のイメージと真逆なことが書かれているので借りて読むことにしました。
この本の中から、僕が気になった言葉は3つ!
- 脳内プロセス
- 考える時間
- コミュニケーション能力
脳内プロセス
著者である福里さんは、「自分がプレゼンが下手」と言っています。
まずは、プレゼンが下手な自分を受け入れることが大切。無理して、上手く装うのでなくプレゼンが下手な空気感を出すそうです。
その上で、企画をプレゼンする時に脳内で考えたプロセスをそのまま話す。そうすると、「どうしてこの企画が思いついたか」わかってもらえる。
プロセスを相手と共有することで、共感が生まれる。プレゼンが上手い下手ではなく、伝え方に工夫をする。自分のできる範囲で、できる方法を見出すのが必要ですね。
考える時間
アイデアを生み出すには、「考える時間」を取ること。何かの合間に考えるのではなく 、しっかりと時間を取って考えることが大切であると言っています。
これは、松浦弥太郎さんも同じことを書かれていました。
何かを生み出す人の共通する習慣だなと思います。片手間でなく、しっかりと向き合う。僕も見習います。
コミュニケーション能力
コミュニケーション能力は、高いに越したことない。ただし、明るくて饒舌に話せる人がコミュニケーション能力が高いわけじゃない。
それでも、会社の面接の場合は、暗いよりも明るく、ハキハキ話す人物が求めれている。これが日本の会社である。福里さんは、書かれています。
だからと言って、全員がそのように振る舞う必要はない。暗いなら突き抜けるくらいそこを磨けば、他との差別化がされる。確かに・・・。
自分にしかないものを磨けば、それがいい。
他との協調↔︎個性。学校教育では、認められない個性がやっぱり多くあるから、そこで苦しんでいる子どもにどうスポットを当てて、活躍できる場を創れるかが、僕のしたいことなんだと改めて感じました。
まとめ
アイデアを生み出すにしろ、プレゼンにしろ、自分のできる範囲でできることをして、高めていくのが大事。
無理して、キャラを演じるようなことはしない。周りの人にどんどん見せて、高めていく。
この本から学びました。
今日も読んでくださってありがとうございます。
CMプランナー福里真一が書きました 困っている人のためのアイデアとプレゼンの本
- 作者: 福里真一
- 出版社/メーカー: 日本実業出版社
- 発売日: 2014/06/19
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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