音楽という経験を買っている
結婚してからめっきりCDを買う枚数は減りましたが、年に10枚程度はまだ買っています。
欲しい曲だけダウンロードするという方もいらっしゃるかと思いますが、僕は殆どダウンロードはしません。やはり、CDという物質に入った音楽が欲しいんですよね。これは、本も同じです。
「初めて買ったCDは何?」
この話題は、盛り上がりますよね。
初めて買ったCDは、覚えているもんですよ。しかも、買ったお店のことやその時の情景なんかも。その音楽を聴くと、思い出します。
CDを購入するところからプレイヤーにいれて聴くまでが、一連の物語になる。音を楽しむという経験をCDを買うことで体験しているのだと思っています。
だから、僕はCDを買い続ける。
それが、ダウンロードとなると味気なくなる。
マウスを動かし、クリック。必要事項をキーボードで入力して、完了。楽曲は、手に入りますが何か寂しい・・・。僕の場合は、ダウンロードした楽曲は、記憶に残らない。
「初めてダウンロードした音楽は何?」
今の大学生は、こんな話題で話をするのかな?
しかし、最近はAmazonで買うから、注文したら数日で家に届くからダウンロードしているのとあんまり変わらないような感覚です。
岡山には、大手CDショップがないから洋楽だったり、インディーズの楽曲は、Amazon頼みにならざるを得ない。
そこが歯痒い訳です。
今日も読んでくださってありがとうございます。