アオムシ見つけた
3年生になると、理科が始まります。
新しく始まる教科だから、子ども達は「今日は何をするんだろう。」と授業の度にワクワクしています。
4月は、虫メガネを持って畑に出かけたり、チューリップを観察したりしました。
普段何気なく見ているものも、虫メガネを通して見ると見え方が変わってくる。
子ども達は、虫メガネでテントウムシや花、葉の細かいところを熱心に観察していました。
さぁー、5月です。
「チョウを育てよう」という単元。
実は、3月末から準備してたんですよ。
プランターにキャベツを植えてね。
プランターのキャベツに、モンシロチョウがタマゴを産んでくれるのか!?
ドキドキしながら待っていると、いるじゃないですか!アオムシが!!しかも、何匹も。
これには、びっくりしました。
早速授業で観察するために、虫かごに入れて育てていました。
虫メガネでじっくり見ると・・・
アオムシを虫メガネが観察する。
口や足の形がよく見えます。
糸を出していることを見つけた子どももいました。
じっくり見る。ただそれだけ。だけど、虫メガネを通して見える世界が、面白い。好きな子どもは、熱心に見ています。見方を変えると、世界が変わることに気づくのが、理科の醍醐味なのでしょうね。
サナギから成虫に
サナギになって、約2週間。
見事に、成虫となりました。育ててきたアオムシが、サナギになって成虫になったので子ども達は大喜び。そりゃあー、嬉しいですよね。
「先生、飛びたがってるから逃がそうよ。」
子ども達からこんな言葉が聞けました。
成虫もしっかり観察して、外へ逃がしました。
まとめ
今は、教材のデジタル映像が豊富にあります。
しかも、無料です。素晴らしい映像なので、見て学習するにはもってこいです。便利な時代になりました。
でも、実際に手に取ってアオムシを観察することが子ども達の記憶に鮮明残ること、そして何よりも好奇心をくすぐることを改めて感じました。
何せ、僕自身がそうです。アオムシやチョウは、今まで好きではありませんでしたが、今回授業することで、アオムシを育て、チョウになるのを見れて、感動しました。
やはり、実体験は大事ですね。
今日も読んでくださってありがとうございます。