眼鏡のカガヤキ☆

眼鏡を通して見えるキラキラした日常をお伝えします。岡山で小学校の先生をしている僕が、授業実践や読んだ本・好きな音楽・子育てについてキラッと輝くことをお伝えするブログです。

遮光板から覗いた景色

f:id:meganenokagayaki:20170913201031j:image

視点を持って見ると・・・

今日は、理科のお話です。

2学期に入り、1週間が経ちました。

太陽とかげについて学習しています。

9月と言えども、まだまだ暑い。そして、日差しも強いです。故に太陽を運動場で観察するには、もってこいです。

 

1学期は、植物と昆虫のことを学習してきました。太陽という違う分野というだけで、子供達のワクワクは、増しています。

 

空にある太陽。

そして、地面にできる影。

 

普段目にするものでも、意識して見ると違った見え方になります。理科の授業は、意識して見ることがとっても大事だなと思っています。

 

例えば、どんな風に影ができているか見てね。

これだけ伝えてから、運動場で影の観察をする。

まずは、教師から見方を伝える。

それに沿って見てみる。気づきが生まれる。

 

この繰り返しが、土台となって自ずと自分で見方を考えるようになる。ここまで来るには、時間を要します。ただ、自分で見方を考えられるようになった子供は、強い。多面的に見れるようになる。僕が「理科」という教科を通して、一番伝えたいことは、ここ!

 

観察して気づいたことは、教室に戻って共有します。友達と同じ考えだったり違う考えだったり、または自分しか気づいていなかったこと。

様々な気づきが発表される中で、また新たな気づきが生まれます。これが、面白いわけです。

 

影は太陽と反対側にできる。

 

気づきの中から、必ず押さえなければならない知識は、これです。但し、これだけを押さえるのは面白くないわけです。

 

観察や実験から生まれた子ども達の気づきを繋げていく。そこから子どもにさらに気づきを見つけさせる。

 

僕の描く理科の授業は、こんな感じです。

 

なぜだろう?

不思議だなぁ?

そこから、分かった!もっと知りたい!

 

こういう気持ちを育む理科の授業でありたいと思っています。

 

今日も読んでくださってありがとうございます。