「実は好きな色」という記事を以前書きました。この記事を書いてから、色についてもっと知りたい気持ちがフツフツと湧き上がって来ました。
僕は、どうして緑のものを無意識に選んで持っているのだろう。「知りたい」気持ちがあるうちに、学ぶ。図書館で、本を借りました。図書館は、本当に有難い存在です。
『色彩の教科書』/芳原信著
この本では、色が与える心理的影響について書かれていました。色によって印象は、ガラリと変わりますもんね。
判断材料は、視覚
人間は、物事を判断する時に約90%を視覚から得ているという調査があるそうです。確かに、かき氷の味はそうですよね。緑だからメロン、黄色だからレモンと判断しているからそんな風に思うだけで、中身は同じですもん。
昔、探偵ナイトスクープで調査していました。
メロン味のかき氷を食べながら、高速道路のトンネルに入るのと、イチゴの味に変わる。
トンネルの赤い光で、かき氷の見た目が変わるので、脳がイチゴと思うようになるわけです。
ビールや缶コーヒーの味も、缶に印字されている色によって脳に味が刷り込まれているので、目隠しをして、飲むと違いが分かる人は限りなく少ないそうです。
緑を選んでいるわけも!
この本では、色別に印象やその色を選ぶ心理状態が書かれています。ちなみに、僕が無意識で選んでいる緑は、こういうことが書かれていました。
緑には、安心感や安定感の印象があります。緑を選ぶ時の心理状態は、「物事を落ち着いて客観的に見たい。健康を意識している時。また、独自の目標を進めたい時。」が考えられます。
なるほど、僕が仕事などで使用しているものに緑を選んでいるのは、客観的に物事を判断したい。さらに、独自の目標を進めたい。こういう気持ちがあるから選んでいるのか。妙に納得してしまいました。
また、緑については緑は、年齢を重ねる毎に目の奥や脳に十分な色の光が届かないそうです。だから、脳から「もっと緑を!」という合図が出るそうです。
色って面白いなぁ。
色に興味が湧いた方は、是非読んで見てください。
今日も読んでくださってありがとうございます。