「ないよりもあるに目を向ける」
これは、子供たちにも、よく話をします。
自分への自戒の念を込めてでもあります。
分かっていても、失敗したことやダメだったことに意識がいってしまいます。これは、人間の習性のようです。
しかし、意識すればその習性も変えられるのでは、ないのかな。そう思って、この本を読みました。
1日5分 「よい習慣」を無理なく身につける できたことノート
- 作者: 永谷研一
- 出版社/メーカー: クロスメディア・パブリッシング(インプレス)
- 発売日: 2016/06/27
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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「できたことノート」の流れは、シンプルです。
- 毎日、その日に「できたこと」をメモしていく。
- 毎日の「できたことメモ」から1週間に1回、1つを選んで、ポイントを含めた「内省文」を書く。
- 気づいた工夫を実践してみる。
見方が変わる
僕も始めました。できたことノート。
手帳に書くようにしています。。例えば・・・
- 早く帰って、本を読むことができた。
- 学級だよりを書き上げることができた。
- 家族揃って晩御飯を食べることができた。
1日の生活の中から、「できたこと」を見つけるは、意外と難しそう。当たり前と思っていることでも、実はそうじゃない事ってたくさんありますよね。敢えて、できたことを書き留めることで、凄く特別なことをしたんだという気持ちになってきました。
日々の中から「できたこと」を見つける意識が生まれるので、見方が変わるなと実感しています。
メモから内省文
1週間の「できたこと」から1つを選んで内省する。自分自身と向き合うことが大切だと、著者の永谷さんは、書かれています。
僕が書いた内省文はこんな感じです。
僕が、今週のできたことの中から選んだのは、家族揃って晩御飯を食べることできた。
①詳しい事実
水曜日、17時に職場を出て帰宅した。家族揃って、晩御飯を食べることができた。
②原因の分析
水曜日は、5時間授業の為に下校時刻が早い。その分、放課後に仕事ができるのでいつも目一杯仕事をして帰る。しかし、今週は時間を区切って17時に退勤した。時間を意識して仕事をした方が良さそう。
③本音の感情
遅く帰宅して、独りで食事をするには、寂しい気分になる。子どもと奥さんと食事をする方が、会話のできるので楽しい。毎日は、難しいけれど、平日でも家族で揃って食事をする日を増やしたい。
④次なる行動
水曜日は、17時に退勤する日に決める。仕事の能率をあげる方法を模索する為に、関連する書籍を読む。
まずは、3週間続けてみる
「できたことノート」は、確か毎日を変えることができそうです。今週も続けます。3週間続けると、習慣化しますもんね。
今日も読んでくださって、ありがとうございました。