今日のほぼ日手帳の一言。
料理に合わせて食材を調達するホテルのシェフ。食材に合わせて献立を考える船のシェフ。自分のお店をもったときに、やはり船のシェフの考え方の方が利益を出すのに有利だったりするのです。
サカキシンイチロウさんが『おいしい店との…』の中で。
形にしたいものがあって、それを調達する力。
手持ちのカードで、形にする力。
これは、授業づくりも同じだなと思いました。
僕の場合・・・
授業公開をして、他の先生に見ていただく研究授業では、「こういう授業をする!」という形にしたいものを同僚と綿密に計画します。そこに向けて様々な準備をしていくわけです。
一方、日々の授業では大まかな計画を基に、準備をして、自分の持っている力を駆使して授業を展開していきます。
因みに、「いい授業できたな」と思えるのは、後者です。それは、目の前の子どもの反応を見ながらその場で授業を組み立てているからです。
僕は、子どもと一緒に積み上げていってゴールを目指す授業が好きなんだろうな。
ただ、手持ちのカードを増やすためには、研修に出かけたり、本を読んだりして、やってみたいことを見つけて実践する。そこから課題を見つけて、実践する。これが大切です。
どちらが欠けてもレベルアップしないのかな。
そんなことをほぼ日手帳の一言から考えました。
今日も読んでくださってありがとうございます。