面白がって集中して取り組む
先週の土曜日に職員研修がありました。
研究主任をしているので講師を担当しました。
「どんなことをしようかな?」
「何をやったら喜んでもらえるかな?」
こんな事を考えながら、準備をしてきました。
僕が研修を組み立てる時に大事にしているのは、講師の説明する時間は少なめにすることです。
説明を聞いているだけでは、参加している人は退屈です。活動を通して、参加者同士の会話が生まれ、盛り上がるようになることが僕の中でのいい研修のイメージです。
共感マップを使った国語の授業
「共感マップ」という思考ツールを使った物語文の授業を体験していただきました。今回は、3年生の教科書に載っている「モチモチの木」を題材として、主人公である豆太の気持ちを考えました。
共感マップの良いところは、全員参加できるところ。そして、「読む」という活動の目的がはっきりすること。共感マップに要素を書き出すために、意味を持って本文を読むようになります。さらに、それが1枚のシートにまとまるのが分かりやすいのです。
大人相手に共感マップの授業をしたのは、初めてでしたが、面白がって集中して取り組んでくださったので、授業をしている側の僕も楽しい時間となりました。
短時間で読んで発表!
第2部は、読書会をしました。
「未来の教育を考える」をテーマに持ち寄った本を使って、ぐるぐる読書を行いました。
ぐるぐる読書は、短時間で集中して読み、その本についてプレゼンする読書の方法の一つです。問いを立てて、その答えを見つけるために読む。今回は、30分読む時間を取りました。皆さん、めっちゃ集中して読んでる姿に驚きました。30分後は、かなり脳を使ったようで疲れている表情でした。それでも、楽しんでくださり嬉しかったです。
学びの輪を広げたい
今年度は、少しずつ、少しずつ職場に学びを楽しむ環境を広げていく活動をしています。まだまだな事もたくさんあるし、うまくいかないこともあります。それでも、支えてくれる仲間がいることが僕の励みになっています。これからも、地道に続けていきたいと思います。
今日も読んでくださってありがとうございました。