ごんぎつねの授業記録、いよいよ最後の場面です。ここでは、視点が兵十へと変わります。
4年前の授業は、こちらです。
5場面では、ごんの行なっている兵十への償いが、加助の話によって「神様の仕業」と兵十に思われてしまいます。
ごんとしては、自分が一生懸命やっていることが、兵十に伝わらずに引き合わないという気持ちが募ります。
ごん、お前だったのか・・・
最後の場面、兵十が小屋で縄をなっている所に、ごんがやってくるところです。
兵十が、ふと顔を上げると、ごんぎつねが家に入って行くのが見えます。
「あのごんぎつねが、またいたずらを・・・」
兵十の怒りがまた沸々とわいてきます。その怒りは、行動へ。小屋に置いていた火縄銃を手に取り、そっと後ろからごんに近づいて、一撃。
ごんは、倒れてしまいます。ごんを撃った後には、筒口から青い煙が上がっています。
困ったこと&良かったこと
この場面、兵十にとって困ったこと、良かったことは何なのか。
〈困ったこと〉
・ごんを撃ってしまったこと
・もうクリや松たけを持って来てくれる人がい
なくなってしまったこと
〈良かったこと〉
・クリや松たけを持ってきていたのが、ごんだ
と分かったこと
・おっかあの仇がとれたこと
・ごんにいたずらされていなかったこと
子どもたちから、このような意見があがりました。兵十にごんの想いは伝わったのか。
この後、ごんの視点でも共感マップを作りました。その授業は、次の記事で書きます。
今日も読んでくださってありがとうございます。