眼鏡のカガヤキ☆

眼鏡を通して見えるキラキラした日常をお伝えします。岡山で小学校の先生をしている僕が、授業実践や読んだ本・好きな音楽・子育てについてキラッと輝くことをお伝えするブログです。

ごんぎつね6場面-兵十の視点より-

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ごんぎつねの授業記録、いよいよ最後の場面です。ここでは、視点が兵十へと変わります。

4年前の授業は、こちらです。

 

 

5場面では、ごんの行なっている兵十への償いが、加助の話によって「神様の仕業」と兵十に思われてしまいます。

 

ごんとしては、自分が一生懸命やっていることが、兵十に伝わらずに引き合わないという気持ちが募ります。

 

ごん、お前だったのか・・・

最後の場面、兵十が小屋で縄をなっている所に、ごんがやってくるところです。

兵十が、ふと顔を上げると、ごんぎつねが家に入って行くのが見えます。

「あのごんぎつねが、またいたずらを・・・」

 

兵十の怒りがまた沸々とわいてきます。その怒りは、行動へ。小屋に置いていた火縄銃を手に取り、そっと後ろからごんに近づいて、一撃。

ごんは、倒れてしまいます。ごんを撃った後には、筒口から青い煙が上がっています。

 

困ったこと&良かったこと

この場面、兵十にとって困ったこと、良かったことは何なのか。

 

〈困ったこと〉

・ごんを撃ってしまったこと

・もうクリや松たけを持って来てくれる人がい    

    なくなってしまったこと

〈良かったこと〉

・クリや松たけを持ってきていたのが、ごんだ

    と分かったこと

・おっかあの仇がとれたこと

・ごんにいたずらされていなかったこと

 

子どもたちから、このような意見があがりました。兵十にごんの想いは伝わったのか。

 

この後、ごんの視点でも共感マップを作りました。その授業は、次の記事で書きます。

 

今日も読んでくださってありがとうございます。