音楽には、力がある。
それも不思議な力。
テンションを上げる歌。
苛立ちを鎮める歌。
悲しい気持ちに寄り添ってくれる歌。
何度となく、音楽に力を貰い、そして乗り越えてきた出来事があります。僕の生活の側には、音楽があります。
正しく、NO MUSIC,NO LIFE.
怒髪天が歌ったように、音楽のない生活は、気の抜けたビールみたいなものです。
人生に彩りを与える音楽。
第6弾です。
人生に彩りを与えるという割に、今日紹介する曲は、2019年に入ってから出会った楽曲です。
山月記
それは、ハンバードハンバードの虎という曲。
ハンバードハンバードは、夫婦デュオです。
1998年結成なので、20年以上活動しているわけですね。幅広く音楽を聴いていますが、出会えなかったミュージシャン。これを引き合わせてくれたのが、Amazon Musicです。はっぴーえんどや高田渡を聴いていたら、あなたにお薦めで紹介してくれました。聴いている音楽の傾向からAIの能力って、凄まじい。こういう面では、ヒトより優れていますね。
何を見ても何をしても 虚ろな目は死んだ魚 吐き出されたコトバたちが 部屋中溢れて腐っている
人の胸に残るような そんな歌がつくれたら
負けた、負けた、今日も負けだ 光るコトバ見つからない 酒だ、酒だ、飲んでしまえ 虎にもなれずに溺れる
プレイリストの中で、一際目立つ曲名である虎という文字。聴いてみると、落ち込んだ気持ちから立ち上がれる気持ちにしてくれる曲でした。僕は、歌のところを授業に置き換えて聴いています。このところ、こんな気持ちです。
どうして、虎なのか?
調べてみると、中島敦の『山月記』を重ね合わせているようです。
『山月記』、高校の授業で読んだような・・・
内容は、あまり覚えていません。
今日も読んでくださってありがとうございます。