スキルの変遷
教師になって15年程になります。
振り返ってみると、5年くらいのスパンで授業をする技術がグッとあがる時期がきます。今年は、正しくその年なのです。自分でも、ハッキリ分かるくらい階段をのぼった気持ちがしています。そこで、どういう変遷をしているのか振り返ってみました。
何を教えるか
最初の5年間は、何を教えるのか。
ここに重きを置いていたように思います。
自分の引き出しを増やすことに注力しました。
マインドマップは、正にそうです。僕の場合、5年は過ぎていましたが、エンパシー・ライティングやフューチャーマッピング、フォトリーディング。そしてホワイトボードミーティングは、自分の引き出しを増やすためにせっせと学んで実践してきました。何か自分の武器となるコンテンツが欲しかったのです。
どう教えるか
引き出しを手に入れた後の5年間。
これらを使って、どう教えるかに力を注いできました。あくまで、引き出しは、手段。授業で伝えていきたい目的を最大限伝える手段として活用する。でも、そればかりでない時もありました。手段を優先して満足していた時も。
でも手段にこだわっていた時も、手段に磨きをかけることに力を注いでいたので、結果的に技術の向上は、果たしていました。
どんな場をつくるのか
「何をどう教えるか」かの方向性が定まってきた15年目。次のステップに突入です。どんな場をつくるのか。今は、集った人と、どんな空間をつくっていくのかに力をかけています。
でたこと勝負のセメント試合。
ノーガードでパンチを貰って、試合の形を作っていく。格闘技好きの僕としては、こんな感じです。どっと湧くジャーマンスープレックスのような技もありつつ、最後はスモールパッケージホールドで締める。そんな展開をしたいのです。
ごめんなさい。マニアックな例え話で。
次の5年は、どんな未来をつくるのか。
ここが課題になります。
今日も読んでいただき、ありがとうございます。