眼鏡のカガヤキ☆

眼鏡を通して見えるキラキラした日常をお伝えします。岡山で小学校の先生をしている僕が、授業実践や読んだ本・好きな音楽・子育てについてキラッと輝くことをお伝えするブログです。

すがたをかえる大豆その6-筆者の考えを読み取る-

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すがたをかえる大豆6時間目の授業です。

いよいよおわりの部分を読み取ります。

 

筆者の考えを読み取る

おわりは、文章のまとめとなります。

筆者の考えが述べられている部分となります。

この文章を通して、筆者は何を伝えたいのか。

これが読み取れないと、文章を理解したことには、なりません。

ここで、子供たちが必ず注目する言葉があります。それは、このようにです。これが出てきたら、筆者の考えやまとめが書いてある。

だから、敢えて質問してみました。

 

筆者の考えは?

 

罠に引っかかってくれたように、「このように」の後を読んでくれます。

大豆はいろいろなすがたで食べられています。

読んだ後に気づきます。

これは、まとめだと。

 

じゃあーどうして大豆はすがたをかえて食べられてきたの?

  • 味が良く、たくさんの栄養を含んでいる。
  • 痩せた土地にも強く、育てやすいから。

これは、すぐに答えられました。

 

もう一回聞くよ。筆者の考えは?

ここで子供たちもようやく分かりました。

筆者は、大豆のよいところに気づいた。

そして、それを食事に取り入れてきた昔の人々の知恵に驚いていることにです。

大豆は、先人の知恵に驚いたことを伝えるための一つの切り口だったのです。

 

まとめ

説明文を読み解く。筆者が、何を伝えたいのか。それを読み取るには、文章構成を正しく把握する。そして、具体例がまとめにどう関連してくるのかを捉える。『すがたをかえる大豆』では、その部分を意識して読み取っていきました。

 

今日も読んでいただき、ありがとうございました。