今日は、仕事始めでした。
僕の勤務校は、明日が3学期の始業式です。
娘の通っている小学校は、今日が始業式でした。久しぶりに友達や先生に会えて嬉しかったようです。先ほど娘が教えてくれました。
3学期は一番短いんよ!
娘は、カレンダーを見て計算したそうです。
そう、3学期は短い。
でもね、3学期は一番大事なんです。
子供にとっても先生にとってもです。
3学期が大事だと思う3つの理由があります。
❶学年のまとめ
3学期は、1年の最後の学期です。
その学年のまとめをする期間です。
有終の美を飾る。
終わり良ければ、全て良し。
学年末に向けて、仕上げの期間です。
今まで、築いてきたものを完成させるのにゴールイメージを明確に持って過ごすことが大事だからです。
❷新年度への助走期間
日本の学校は、3月末に修了式があったら、4月頭からは新年度がスタートです。「まとめの時期だ!」と言っていた数週間後には、新年度がスタートします。進級して新しいクラス、または卒業して新しい学校など環境がガラリと変わります。
なので、3学期の目標を書かせる時には、次の学年に向けた目標を考えるように伝えます。
これは、先生も同じ。クラスを作り終えたと思ったら、4月からはまた1からクラス作り。転勤もあります。勤務校が変われば、方針ややり方が違うことは、多くあります。
4月から「よーいドン!」では少々しんどい。
3学期から準備を始める。今年はこんなことをしたい。多くの人が、年初めに今年の目標たてると思います。その中に来年度の仕事の目標があるなら、3学期からやり始める。助走しておくと4月からのスタートがスムーズになります。
❸別れの季節
3月は、卒業式があります。
学校において、一番大切な行事が卒業式だと思っています。小学校では6年間、中高では3年間過ごした場所と別れる。卒業は、次へのスタートです。新しい場所でも頑張っていこう。そういう気持ちを持って卒業を迎えて欲しい。特に6年生を担任するとその気持ちが強くなります。別れがあるから出会いもある。人と人との繋がりを強く意識する期間です。
まとめ
以上が、僕が考える3学期が一番大事な理由です。今日は、明日から始まる3学期に向けて教室を整えました。後輩は、「明日から3学期が始まりますね。」と何度も僕に確認しながら、ソワソワしていました。緊張しますよね。
「緊張しないんですか?」
そう聞かれたので、「あんまり、せんかなぁ」
と答えました。実は、嘘です(笑)
緊張するけど、ワクワクする緊張。どんなふうにしようかなとか何を話そうかなとか頭の中でぐるぐる巡っています。そんな気持ちでこれを書いたので、明日はこの3つを子供に話そうと今決めました。明日から3学期始まるぞ!
今日も読んでいただき、ありがとうございます。