ありの行列、3時間目の授業です。
ここからは、なかの部分。
ウィルソンの実験を読み解いていくことになります。
筋道を捉える
この単元の目標の一つである、考えの進め方を捉えることを行う箇所です。なかの部分では、実験の方法が細かく描かれています。
こうやって、こうしたから、こうだった。
次に、こうやって、こうしたから、こうだ。
だから、はたらきありが、地面に道しるべをつけているのではないかと考えた。
実験方法及び考えに至るまでの過程が細かく描かれています。これこそが、考えの進め方を捉えることです。小学校3年生に分かるように筋道を立てて書かれてある。子供たちが、お手本とするべき書き方です。
文末表現にも注目
①外れていないのです。
②砂糖がなくなるまで続きました。
①は、はじめの実験をうけて書かれた一文。
〜のです。これは、客観的かつ驚いているようま印象を受けます。
一方②は、研究を受けて、事実を書いています。ありのままに表現されています。その事実を納得して書いている印象を受けます。
このように、文末表現を取り上げることで、子供たちが書く文章が変わってきます。しかも、国語に限らず、理科の観察シートにも活きてくるのです。
まとめ
考えの進め方=論理的に説明されている。
授業で、科学読み物に触れる。
論理的に説明されている文章を読むことが楽しい。そこから、図書室で、岩波ジュニア新書などを手に取ってくれる。そこまで、繋げられるような活動を僕は、したいのです。
今日も読んでいただき、ありがとうございます。