眼鏡のカガヤキ☆

眼鏡を通して見えるキラキラした日常をお伝えします。岡山で小学校の先生をしている僕が、授業実践や読んだ本・好きな音楽・子育てについてキラッと輝くことをお伝えするブログです。

ありの行列その3

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ありの行列、3時間目の授業です。

ここからは、なかの部分。

ウィルソンの実験を読み解いていくことになります。

 

筋道を捉える

この単元の目標の一つである、考えの進め方を捉えることを行う箇所です。なかの部分では、実験の方法が細かく描かれています。

こうやって、こうしたから、こうだった。

次に、こうやって、こうしたから、こうだ。

だから、はたらきありが、地面に道しるべをつけているのではないかと考えた。

 

実験方法及び考えに至るまでの過程が細かく描かれています。これこそが、考えの進め方を捉えることです。小学校3年生に分かるように筋道を立てて書かれてある。子供たちが、お手本とするべき書き方です。

 

文末表現にも注目

①外れていないのです。

②砂糖がなくなるまで続きました。

 

①は、はじめの実験をうけて書かれた一文。

〜のです。これは、客観的かつ驚いているようま印象を受けます。

一方②は、研究を受けて、事実を書いています。ありのままに表現されています。その事実を納得して書いている印象を受けます。

 

このように、文末表現を取り上げることで、子供たちが書く文章が変わってきます。しかも、国語に限らず、理科の観察シートにも活きてくるのです。

 

まとめ

考えの進め方=論理的に説明されている。

授業で、科学読み物に触れる。

論理的に説明されている文章を読むことが楽しい。そこから、図書室で、岩波ジュニア新書などを手に取ってくれる。そこまで、繋げられるような活動を僕は、したいのです。

 

今日も読んでいただき、ありがとうございます。