さて、ざっくり読みをした前時で概要をつかみました。ここからは、場面読みです。もっと、主人公の心情を読み解いていきます。
もちろん、共感マップを使っていきます。
不思議な世界への入り口
物語の最初は、丁寧に読むべし。
何故なら、設定が描かれているから。
物語でおさえるべき5つのポイントが、全て書かれているからです。時や場所は、もちろんのこと、登場人物の気持ちも描かれています。ここで描かれている気持ちが、この後の出来事を通して、変化していくのです。
これらを1枚にまとめられるのが、共感マップの凄さになります。『まいごのかぎ』では、余計なことをしてしまったりいこの落ち込んでいる気持ちが、様々な表現で書かれています。
よけいなことだったの?
図工の時間、校舎を描いた絵に、寂しいからウサギの絵を描いたりいこ。不思議系な女の子ですね。そのウサギをクラスの友達に見られてしまって、笑われてしまう。慌てて、ウサギを消してしまいます。果たして、ウサギを描いたことは、余計なことだったのでしょうか。
りいこにとっては、そんなことはありません。
寂しい絵に書き加えた。それは、絵をより良くするために書いたこと。りいこにとっては、良かったことなのです。でも、友達に笑われてしまって凹んでしまいます。
鍵の発見
凹んで歩いた帰り道。
ヤブガラシの間でキラキラ光る鍵を見つけます。さぁー、ここから不思議な世界へと入っていきます。ここからは、次回です。
今日も読んでいただきましてありがとうございました。