眼鏡のカガヤキ☆

眼鏡を通して見えるキラキラした日常をお伝えします。岡山で小学校の先生をしている僕が、授業実践や読んだ本・好きな音楽・子育てについてキラッと輝くことをお伝えするブログです。

『まいごのかぎ』その2

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さて、ざっくり読みをした前時で概要をつかみました。ここからは、場面読みです。もっと、主人公の心情を読み解いていきます。

もちろん、共感マップを使っていきます。

 

不思議な世界への入り口

物語の最初は、丁寧に読むべし。

何故なら、設定が描かれているから。

物語でおさえるべき5つのポイントが、全て書かれているからです。時や場所は、もちろんのこと、登場人物の気持ちも描かれています。ここで描かれている気持ちが、この後の出来事を通して、変化していくのです。

これらを1枚にまとめられるのが、共感マップの凄さになります。『まいごのかぎ』では、余計なことをしてしまったりいこの落ち込んでいる気持ちが、様々な表現で書かれています。

 

よけいなことだったの?

図工の時間、校舎を描いた絵に、寂しいからウサギの絵を描いたりいこ。不思議系な女の子ですね。そのウサギをクラスの友達に見られてしまって、笑われてしまう。慌てて、ウサギを消してしまいます。果たして、ウサギを描いたことは、余計なことだったのでしょうか。

りいこにとっては、そんなことはありません。

寂しい絵に書き加えた。それは、絵をより良くするために書いたこと。りいこにとっては、良かったことなのです。でも、友達に笑われてしまって凹んでしまいます。

 

鍵の発見

凹んで歩いた帰り道。

ヤブガラシの間でキラキラ光る鍵を見つけます。さぁー、ここから不思議な世界へと入っていきます。ここからは、次回です。

 

今日も読んでいただきましてありがとうございました。