小学校を卒業する子供へ
6年生を受け持つと、「卒業する子供達へ」というメッセージめいた文章を求められる機会が増えます。
どれも同じ事を書くのは、いまいちなので変えています。その中でも学級だよりで書くことは、他のどれよりも念入りに準備して書いているのです。
子供達と同じメソッドで
卒業文集を書くときに、僕はエンパシーライティングメソッドという手法を使って子供達へ指導してます。エンパシーライティングに関する記事は今まで書いていますので、そちらを参考に。
卒業文集の書きた方その2
卒業文集の書きた方その3
僕も同じメソッドを使って、卒業する子供達へメッセージを書いています。
寄り添いマップを作る
エンパシーライティングメソッドを使って書くのは、これで3回目です。それでも、毎年アップグレードされているエンパシーライティングメソッド。そのアップグレードを僕自身もするべく、今年は寄り添いマップから書きました。
寄り添いマップの詳しいことは、中野巧著『売れる文章術』を読んでください。
読み手の事を考えるツールとして、凄まじいパワーがあります。この寄り添いマップ。
凄いポイントは、100%の先の120%の幸せ。夢が叶う=100%の先をイメージすることは、非常に大切なことです。
問いに答え、読み手を探る
問いに答え、読み手を探る
読み手を設定し、その人物のことを探ることは、文章を書く前段階として非常に大切なことです。リサーチなくして、文章は書けません。
「何を知りたいのか?どう伝えればいいのか?」
問い続けることで、自分の中から言葉が生まれてきます。まずは、読み手を探る活動が大切です。
まとめ
書く前段階に読み手を決めて、
現状➡︎70%➡︎100%➡︎120%
と段階を踏んで読み手が幸せになっていく過程を考えることがイメージを膨らませることになります。読み手の心情を探ったら次のステップへ移ることになります。
写真は、僕が卒業式当日に配布する学級だよりを書くために、読み手をクラスのある男の子にして書いた寄り添いマップです。
伝えたことを書きたい❷もお楽しみに。
今日も読んでくださってありがとうございます。
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