眼鏡のカガヤキ☆

眼鏡を通して見えるキラキラした日常をお伝えします。岡山で小学校の先生をしている僕が、授業実践や読んだ本・好きな音楽・子育てについてキラッと輝くことをお伝えするブログです。

1on1研修

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夏休み一週目も終わりました。

夏休みに入ってすぐなので、事務処理の仕事を多く行いました。それと、並行して今週行ったことが、研修です。初任者に対する研修と、相担から頼まれた研修を行いました。

 

初任者研修

昨年度から研修担当をしています。昨年度は、初任者が3人いました。定期的には、研修を開催することが難しく、夏休みや冬休みといった長期休暇に、3人+希望者で複数で学ぶ形式で研修を行いました。

 

今年度は、初任者が1人です。必然的に1対1の研修になっています。僕が勤務しているのは、私立学校なので、自前で研修するスタイルです。今年度は、1人なので、毎週1コマ時間をとって研修を行っています。毎回テーマを決めて、45分間。8割以上喋ってもらう組み立てです。とにかく、自分の考えや思いを言語化してもらう。僕が喋るのは、最後くらい。これを1学期13回行いました。

 

夏休みは、時間があります。90分とって、授業をしてもらう。そして、同じ内容を僕が授業する。その違いを考えてもらいました。今週は、こんなことを行いました。そして、次回までの課題を出してその間行ってもらっています。

 

ステップアップ研修

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こちらは、2年目の相担に向けての研修です。

「夏休みに研修して欲しい」

という依頼をもらったので、計画しました。

ざっくりしたテーマは、授業力を高めたい。

そのために、伝える力を学びたい。

このように希望を聞いたので、研修を組み立てました。

 

①自分の強みを見つけよう

一回目に行ったことは、自分の強みを見つけることです。伝える前に考えて欲しいことがありました。それは、伝えるよりも先に、自分という中身。自分が定まっていないと、伝えることができないからです。

 

②伝わる話し方

二回目に行ったことが、伝わる話し方です。とにかくたくさん話してもらいました。自己紹介・他己紹介に始まり、自分の強み・好きなこと・自分の夢。そして、それぞれ話してもらった後の感想。話してもらって、気づきを伝えてもらう。自分の中にあるものを出してもらいました。

 

1on1研修で大切にしていること

それは、相手に目一杯話してもらうことです。

理想は、9対1。僕が話すのは、質問と指示だけ。現状は、難しいです。それでも、8対2くらいまではいけています。僕が話すのは、最後くらい。それまでは、質問と相づちと指示。研修を通して、感じたことを最後に伝える。そこまでは、特にコメントをすることがないように意識しています。

相手の話をどれだけ引き出せるか。そこを今は、考えて質問を厳選しています。

 

僕にとっては、偶然1対1での研修となっていますが、世間では、1on1ミーティングという形式が注目されているようですね。

任せるリーダーが実践している 1on1の技術

任せるリーダーが実践している 1on1の技術

 

この本は、まだ読んでいないので読みます。

一方、この研修に向けて読んだ本は、こちら。

 

話がゼンゼン伝わらない……が消えてなくなる本

話がゼンゼン伝わらない……が消えてなくなる本

 

 

伝える力 (PHPビジネス新書)

伝える力 (PHPビジネス新書)

 

 

 

 


まとめ

1対1だと、かなり話を聞き出す力が講師側に必要だということ。質問の質を高めないと、会話がスムーズに進まないと。これが、研修をやってみて感じたことです。相手のために研修をしているようで、結局、知識や経験・体験が自分に返ってくること。これが喜びです。

 

今日も読んでくださってありがとうございました。