3月2日から全国の多くの学校が、休校となっています。そのため、先週末は怒濤のような1日となりました。少し落ち着いてきたので、今日までのことを振り返りたいと思います。
荷物を持ち帰らさないと・・・
2月28日は、プリントを配布したり、荷物の片付け、教室の掃除に追われました。
荷物を持ち帰らさないと!
何とか荷物の整頓をして、子供たちは両手に大荷物を抱えて帰ることになりました。急に言われて困るのは、子供たちです。大人の事情で振り回して、申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。
最終登校日は、学習発表会
2月29日は、学習発表会でした。
最終登校日が、学習発表会。
終わりとしては、良い締め括り。
開催するかどうか考えて、時間短縮や参加人数に制限を設ける、体育館を準備時間に換気するなどの工夫を行い、開催しました。
担任をしている3年生は、英語劇「Puss in Boots」と合唱「翼をください」・合奏「明日はきっといい日になる」を発表しました。2月に入ってから、練習を積み重ねてきた成果を発揮できた発表となりました。本当は、学期末に向けてこんなことをしようと計画していたことがあったのに・・・。僕も子供たちも強制終了のボタンを押されてしまったような気持ちで、終えてしまったのが、心残りです・・・。
テクノロジーを活用
3月2日から休校になりました。
勤務校では、SeeSawというアプリを導入しています。「授業向けインスタ」と言われており、今年度から導入しています。
このアプリを活用して、今週は授業を撮影してクラスの子供たちに配信。やったものを写真で撮ってメッセージで送ってもらう。こうやって、学びを続けています。
初めての取り組み。
子供たちは新しい学びの方法。
教師も子供も新しいことにチャレンジできた1週間でした。可能性がまだまだるので、ワクワクしています。
文科省も、子供たちに向けて学びに役立つサイトをまとめて紹介してくれています。また、様々な企業や各種団体が、それぞれのコンテンツをこの期間無料で公開しています。
今まで知らなかった教育サービスが、受けられる。学び方を親と子供と先生が、考える。受け身だった学びが、授業以外でも主体的に学ぶ子供を育てる契機となりそうな気がします。
もちろん、感染予防は大事。
手洗いやうがい、適度な運動。
免疫力を高めること。
ただ、学校に行けない。
時間を持て余して、することがない。
ないもの探しばかりをするよりは、今の状況で自分には何ができるか。そこに力を注いでいく。
おもしろきこともなき世をおもしろく
すみなしものは心なりけり
今日も読んでいただき、ありがとうございます。