定期的に図書館へ行く我が家。
小3の娘が、ただ今貪るように借りて読んでいるのが、『クッキングパパ』です。
料理に興味があるのか、ストーリーが好きなのかは、定かではないですが、詳細に読んでいます。「田中さんが・・・。」とか詳しいことを教えてくれます。元々僕が好きで借りて読んでいたので、その影響もありそうです。
美しい夕焼け丼
112巻に収録されているお話に「美しい夕焼け丼」があります。このお話は、屋台を経営しているまもるに子供が産まれた話です。弟子であるケンちゃんに、こう聞かれます。
「子供が生まれるってどんな気持ちですか?」
その質問に対して、まもるは、このように答えています。
山あること 空があること 夕焼けがこんなに美しいことーすべてに意味があることがわかるーそれが、うれしいんだ。
おそらく、僕自身も何度読んだことがある話です。それでも、この言葉の意味が分かるようになったのは、子供が生まれてからです。
山の青々と茂っている木々、または、秋に色づき木々を見てキレイだな。そのような気持ちを抱くようになったのは、父親になってからです。
独身の時は、そんなことを微塵も考えていませんでした。何なら、風景とか自然は、無関心なものでした。ところが、我が子が産ままれると、気持ちが変わるのです。朝日に照らされている山がキレイなんです。
あぁー、今日もいい日だな。
夜空を見上げると星がキレイだな。
何気ない日常に心が動くのです。
そこに、子供の成長も重なる。
こういうことを幸せというのかなと思います。
明日もいい日になりますように。
今日も読んでいただきまして、ありがとうございます。