眼鏡のカガヤキ☆

眼鏡を通して見えるキラキラした日常をお伝えします。岡山で小学校の先生をしている僕が、授業実践や読んだ本・好きな音楽・子育てについてキラッと輝くことをお伝えするブログです。

【読書感想文】人は話し方が9割

f:id:meganenokagayaki:20210202165132j:image

久しぶりの読書感想文です。

本は、コンスタントに読んでいますよ。

学びのために読んでいる本は、必ず写真のようにノートにまとめています。

この本は、自分だけで留めておくには、勿体ない。

そう思ったので、記事にします。

今回紹介する本は、永松茂久さんの『人は話し方が9割』です。

本屋さんで、平積みされていることが多いので、知ってはいましたが、手に取るには至っていませんでした。

この本を読もうと思ったきっかけは、和田裕美さんのラジオ「WADA CAFE」に永松さんがゲストとして出演されていたからです。お話を聞いて、永松さんの考えを知り、本に手を伸ばしてみました。 

和田裕美の「WADACAFE」:Apple Podcast内の「人は話し方が9割」著者 永松茂久さんを迎えて

 

それでは、僕がこの本から学んだことを3つ紹介します。

 

①聞くこと

 「話し方」の本ですが、全ては聞くことが始まると永松さんは書かれています。

笑顔で聞き、自分の感情を言葉に乗せ、身振り手振りを使って相手に反応する 。

 自分のことばかり話すよりも話を聞いてくれる人は、自然と好かれますよね。

まずは、相手がどんなことを考えているのか。じっくり聞いてみる。そして、質問をする。相手に興味を持って、会話することが大事ですよね。僕自身、聞くことをここ数年意識的に行っています。いかに、相手に話してもらうのか。これは、授業でも非常に活きてきます。自分が話すよりも子供たちに話をさせる。そのためにどんな問いを投げかけるのか。考えていくと奥が深いです。

 

②名前から

初対面の方と名刺を交換したらすぐにしまわず、相手の名前を覚えましょう。

大事なことは、以下の2点です。

①名前を知ったら、すぐに名前で相手を呼び始めること。

②できる限り相手の名前から会話を始めること。 

役職ではなく、名前にフォーカスする。

それは、相手の存在そのものにフォーカスすることと同じだそうです。

これは、非常に分かります。

日本では、「部長」とか「校長」というように役職で呼ぶ文化があります。

それ故、職場では、よく「先生」とだけ呼ぶ方がいます。

僕は、必ず「〇〇先生」と呼ぶようにしています。

なぜなら、僕自身が役職で呼ばれることが、嫌いだからです。

英語では、「Mr.〇〇」と必ず名前にフォーカスします。

外国では、やはり個人にフォーカスする文化があるのでしょうね。

その方が、親近感もわき、いい関係を築くことができるのではないでしょうか。

 

③受け取り方

相手を褒めることは、大事です。

それと同時に、自分が褒められたら受け取る。

これもまた、大事なことです。

僕の場合、「受け取る」ことが苦手なんですよね。

恥ずかしいというか。

そんなことないだろうとか。

素直に「ありがとうございます。」と言えるように練習していこうと思います。

 

まとめ

永松さんは、この本を通して、「言葉を大切にしていきましょう。」と述べられています。どんな言葉を発しているのか。どんな言葉を受け取っているのか。ここに注目してみると、見えてくることがたくさんあるように思えます。

良好な関係を築いている人は、使っている言葉が、いい言葉が多いはずです。

反対に険悪な関係になっている場合は、悪い言葉が溢れているのでしょう。

他人の使っている言葉は、変えることはできません。

でも自分が使っている言葉は、意識していけば変えることができます。

そうすることで、見えてくる景色がきっと変わる。

永松さんの本を読んで、改めて言葉の大切さに気付かされました。

言葉は、誰にとっても大切なもの。

僕は、クラスで子供たちに言葉の大切さをもう一度伝えようと思います。

今日も読んでいただき、ありがとうございました。

 

人は話し方が9割

人は話し方が9割