眼鏡のカガヤキ☆

眼鏡を通して見えるキラキラした日常をお伝えします。岡山で小学校の先生をしている僕が、授業実践や読んだ本・好きな音楽・子育てについてキラッと輝くことをお伝えするブログです。

モチモチの木2 令和2年度版

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モチモチの木の授業2時間目です。

今日から場面読みを行っていきます。この1年、物語文の読解は、全て共感マップを使って、授業を行ってきました。モチモチの木は、その集大成となる教材です。

 

おくびょう豆太

物語のはじまり。

登場人物の設定が書かれている場面です。

豆太の視点で、この場面を読み取りました。

豆太が、どんなものを見て、どんなことを聞いて、そして、何をして、どう思っているのか。

1年間続けてきたので、自分たちで本文を読みながら共感マップに書き出していきます。

ひとりで書いたものを発表して、クラスで1枚の共感マップを創り上げていく。

 

この過程において、語彙を広げる発問や豆太の気持ちを違った角度から捉えさせる発問を加えていく。ここが大事なのです。

 

それじゃあ、何を問うのか。

そう思いますよね。

魔法の質問のようなものでは、ありません。

文中に出てくる言葉の意味。

登場人物の気持ち。

これらは、全て指導書に記されています。

指導書を活用することに尽きてくるわけです。

 

どんな人物なのか?

困ったこと、良かったことを書き出す。これだけでも、豆太のこともじさまのことも把握できます。そこから、もう一歩踏み込んで、どんな人物なのかを文章で書かせました。

この場面で、人物の様子を表す言葉を書き出す。そして、「○○な人だと思う。」という一文で書かせる。
この一文が、場面によって変化するのかどうか。そこが、この単元の見どころです。

さぁー、次の場面でどう変わるのか。

楽しみです。

 

今日も読んで、頂きありがとうございます。