「私、絶対失敗しないので!」
フリーランスの外科医、大門未知子を描いたドラマドクターX。現在、新シリーズが絶賛放送中ですね。
僕は、このドラマが大好きです。Amazon videoで過去の放送を何度も見返しています。カッコよく手術をやってのける大門先生の姿は、もちろん魅力的ですが、手術に至るまでの人間ドラマもこの作品の魅力です。その中で、数々の名言も生まれています。
今日は、大門先生の師匠である神原晶さんの言葉を紹介します。
外科医の手術力は
最初のトレーニングで決まる。どれほどの熱意を持って
手術を学ぶか、どれほどの上手い
外科医の手術を見るか。川の水が流れるように
基本手技を反復し、美しい最終術野を作る。
それが理想の手術。そして、一番大事なのは、
どんなに厳しいオペでも、
決して患者を見捨てないこと。私の、大事な師匠が
教えてくれた。
これのセリフを聞いた時、「授業も同じだなぁ。」と思いました。有り難いことに、初任者の時に素晴らしく授業の上手い先生が、僕の指導をしてくださいました。理科、算数、社会・・・。授業見学させていただき、早く先輩が行なっているような授業を行いたい。そんな想いで、メモを取り、真似て自分の授業でも実践するようにしていました。真似ても、自分では全く上手くいかないことの方が、多かったように思えます。それでも、自分が思い描く授業の形に近づくために、日々実践していました。
もちろん、その気持ちは今も変わることなく、あります。ただし、今では僕の授業を見られる機会が多くなってきました。自分が、初任者だった頃に憧れを持って見ていた授業のように、後輩たちにそのような授業を見せることができているのか不安な部分もありますが、見に来てくれた時は、少しでも参考になるようなことを取り入れて授業をするようにしています。
やはり、上手くいかなくても最後まで諦めずに、目の前の子供たちに伝える授業をすることが大切ですね。ドクターXを見ながら、そんなことを考えました。
今日も読んでいただき、ありがとうございます。