眼鏡のカガヤキ☆

眼鏡を通して見えるキラキラした日常をお伝えします。岡山で小学校の先生をしている僕が、授業実践や読んだ本・好きな音楽・子育てについてキラッと輝くことをお伝えするブログです。

歴史を学ぶ意義

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ようやく読み終えました。

『一度読んだら絶対に忘れない日本史の教科書』

年号が全く出てこない歴史の教科書です。

歴史といえば、年号を覚える。

これが嫌で、挫折してしまった人もたくさんいますよね。「歴史は暗記だ」という考えもここからきているかと思います。歴史は、国の歩みなので登場人物も多いし、出来事もたくさんあります。だから、小学生であれば、歴史漫画を題材として、内容を把握する。ここを5年生までにしていれば、スムーズに教科書へ入っていけると思います。

そういう面では、ドラえもんコナン学習漫画シリーズが、役立つと思います。

 

 

 

ちなみに、小学校4年生の娘は、コナンの歴史まんがシリーズにハマっています。

現場では日本の歴史学習は、小中高と繰り返しながら現代史が中途半端に学習するようなカリキュラムとなっています。この辺りが、太平洋戦争や戦後復興のことを正しく理解できていない所に繋がるように思いますが・・・。個人的には、小学校3年生以上の学級文庫に、漫画版「日本の歴史」と「世界の歴史」を入れるだけでも歴史に対する興味関心が変わると思っています。

 

歴史は、物語です。

語られる歴史もあれば、語られない歴史もあります。興味を持った時代からでいいと思います。

その時代について、幾つかの本を読んでみる。そこから、様々な見方が生まれてくると思います。別に歴史研究家になるわけではありません。面白く、興味を持った時代を調べてみる。それだけで、時代を見る目が養われます。過去を深く観察できる人は、未来も見通せるようになります。自分の中に考えを持つ。これは、歴史を学ぶことで得られる効用です。コナンきっかけですが、娘が歴史に興味を持ってくれたことは、非常に嬉しいです。

 

今日も読んでいただき、ありがとうございます。