眼鏡のカガヤキ☆

眼鏡を通して見えるキラキラした日常をお伝えします。岡山で小学校の先生をしている僕が、授業実践や読んだ本・好きな音楽・子育てについてキラッと輝くことをお伝えするブログです。

映画ドラえもん「のび太の宇宙小戦争2021」を観たよ

f:id:meganenokagayaki:20220306165002j:image

3月4日から公開されている映画ドラえもんのび太の宇宙小戦争2021」を娘と一緒に観てきました。この映画は本来であれば、昨年公開される予定でしたが、新型コロナウィルス感染症の拡大により公開延期となっていました。ようやく、1年待って無事公開されることとなりました。

ただ、この1年の延期によってこの作品を観て感じることが、大きく変わったなと思います。それは、現在の情勢とリンクしてしまっていることです。

 

このお話は、ピリカ星という小さな星の大統領パピが、反乱軍から逃れるために地球にやってきたところから始まります。ピリカ星人から見ると、地球人であるのび太達は巨人です。最初は、戸惑いながもスモールライトによって、自分達もパピと同じサイズとなり、一緒に遊んでいく中で友情を深めていくのです。

ところがある日、パピの居場所を突き止めた反乱軍の宇宙船が、パピを捕らえるためにのび太たちを攻撃します。パピから、故郷であるピリカ星の状況を聞いたのび太たちは、友達の星を守るためにピリカ星へと出発するのです。

 

スネ夫の心情

「みんなでピリカ星を助けるために、戦おう」というムードの中、スネ夫だけは「どうして地球に関係がないのに、戦うんだ。」と異論を唱えます。ジャイアンは、「お前、それでも男か!」と言い返しますが、スネ夫の考えもよく分かります。
誰だって、戦うことは、怖いものです。

渋々宇宙船に乗って、ピリカ星へと向かいますが、スネ夫は暗い表情のまま。自分に関係ないこと、そして戦うのが怖いのです。そんなスネ夫の気持ちを察して、パピはスネ夫に話しかけます。

「自分も戦うことは、怖い。でも、自分にしかできないことを精一杯するしかないんだ。」

スネ夫は、パピの言葉に励まされて、自分の作った戦車を改造して戦えるようにすることに力を注ぎます。それでも、やはり敵が攻めてくると、逃げ出して倉庫の隅に隠れてしまうスネ夫

そんなスネ夫にしずかちゃんは、こう言います。

「私だって怖いわよ。でもこのまま独裁者に負けちゃうなんてあまりに惨めじゃない。」

「やるだけのことはやるしかないわ!」

そう言い残すと、しずかちゃんは戦闘機に乗って戦いに向かいます。スネ夫は、どうなってしまうんだ。そう思っていると、しずかちゃんの機体が危ない場面で急遽現れて、敵の機体を撃破!

「女の子一人、行かせられないだろ。」

今回の映画は、スネ夫が主役と言っていいくらい大活躍していました。

 

自由と平和を取り戻してピリカ星

のび太たちの活躍、パピの演説により立ち上がったピリカ星の市民たちにより、反乱軍を抑えることに成功して物語は終わりました。映画の中では、ハッピーエンドとなりました。

 

でも映画を観ながら、ずっと考えていたことはウクライナのことです。現実では、こうなることはあり得ないし、ロシアが侵攻した時点で、バッドエンドとなっています。ここから、どこまで最悪の事態を脱することができるのか。自分達にできることは何なのか。公開が延期となり、現実とリンクするようなことになってしまったので、映画を観ながら今を考えてもいいと思います。

 

おまけ

映画を観終わった後、いつも通りノートを購入しました。映画ドラえもんノートは、毎年僕の仕事ノートになるのです。今年は、しおりがあったので買ってみました。後、来場者特典の『ロコロココミック』です。今年は、大人も普通貰えました。来年映画は、リメイクではなく、新作のような感じです。ドラえもんの映画を観たら、新年度スタートです。

今日も読んでいただき、ありがとうございます。