スイミー授業2時間目です。
ここからは、場面ごとに読んでいきます。
スイミーの様子を捉えるために、用いるツールは、共感マップです。「ふきのとう」の学習でも活用したものなので、子供たちはスムーズに物語の中へ入っていくことが、出来ました。
「違い」の捉え方
共感マップとは、主人公の視点で物語を読み、主人公のしたことをまとめていく思考ツールです。文章から書かれてある事実を見つけ出し、想像する。そして、真実を考えて掘り下げていくということができます。事実を捉える練習から、さらにイメージをふくらませることもできるツールです。
スイミーの第1場面では、スイミーがどんな魚なのかという紹介がなされています。
「自分だけ黒い」ということを子供たちの中では、困ったことに挙げていました。一方で、泳ぎが速いことは、よかったことに挙げています。他の魚との違いをどのように捉えるのかが、この物語のポイントとなってきます。自分たちに置き換えると、個性ということになります。小学校2年生で、個性に気づくことは、少し難しいことです。でも、自分の良さを見つけようとすることは、できます。スイミーの学習を通して、自己を見つめる。そこに気づかせる授業を展開したいです。
今日も読んでいただき、ありがとうございました。