眼鏡のカガヤキ☆

眼鏡を通して見えるキラキラした日常をお伝えします。岡山で小学校の先生をしている僕が、授業実践や読んだ本・好きな音楽・子育てについてキラッと輝くことをお伝えするブログです。

D-project香川夏セミナー1日目

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「何か研修会などに参加した方がいいですか?」

夏休みに入る前に、初任者から質問されました。

夏休みは、様々な研究会が研修やセミナーを開催しています。職場から「行ってこい」という研修もあります。また、校内で行われる研修もあります。誰かに言われて参加する研修よりも自分が参加したいと思う研修に参加する方が、圧倒的に自分の学びになります。ですので、興味のあるものを探して、参加してみたらいいよ。このように答えました。

ただ、コロナ禍となり、多くの研修がオンラインでの実施となっています。オンラインの場合、画面越しに話を聞くことが中心となってしまいます。もちろん、参加者同士の話し合いが設けられているものもありますが、初対面の方とオンラインでのコミュニケーションは、非常に難しいというのが、昨年度幾つかのオンライン研修に参加した感想です。

ですので、夏休みは研修に参加したらいいけど、オンラインはお勧めできないかなぁ・・・。正直に伝えてました。

 

アンテナを張ると出会える

「研修に参加した方がいい」と言っておきながら、自分が何も参加しないのも如何なものかと思い、日程が合うものを探してみました。やはり、オンラインの研修が大多数です。今年は、ちらほらリアル開催のものもあります。ただ、自分が興味のあるものに出会えず・・・。そんな時に、授業準備で見ていたNHK for Schoolのサイトにセミナーのお知らせがアップされていました。

 

これまたオンライン開催ですが、NHK for Schoolは、僕も長年活用しているコンテンツです。より良い活用方法や他の先生の実践も興味があるので、参加してみようと思いました。ここで気になったのは、協力しているD-projectというものです。初めて知った団体なので、早速検索してみました。


メディア創造力の育成を目指している団体のようです。「夏セミナー開催」というページがあったので開いてみると、香川でリアルセミナーするって書いてありました。香川なら隣の県だしと思い、参加することにしました。

 

GIGAのあと・・・

基調講演では、放送大学の中川一史先生が、「ギガのあとの学校教育」をテーマにお話しされていました。今は1人1台タブレット端末が、全国の学校に配備され、授業の在り方など変化をしている時期です。今後ポイントとなってくるのが、学習者用デジタル教科書ということを中川先生の講演で知りました。たしかに、児童の端末に教科書が入っているのが、標準となると学び方が変わってきますよね。手書きの良さ、紙の教科書の良さもあります。どちらかを一方ではなく、いい所取りをしていく。しかも、子供たち自身がそれを選択できるように育てていく必要があるなぁと思いました。学習者用デジタル教科書について夏休み明けに職場で話をしてみようと思います。できることの幅が広がりそうな予感です。

 

実践発表

基調講演の後は、実践発表を聞きました。

プログラミングやICTを活用した総合的な学習の時間の授業実践でした。どの先生方も、仕掛けを準備して子供たちがICTをどうすれば、より良く活用できるのかを試行錯誤されながら行なってきたのかを話されていました。授業に新しいことを取り入れるのは、大変ですし、面倒です。大変だからこそ、取り組むと大きく変わるのだと僕は思っています。初めは、上手くいかないことが殆どです。でも、どうやったら良くなるかを考えて改善していく。これは、ICTに限ったことだけでなく、授業の質を向上していくために必要なサイクルです。やはり、僕たち教員は、新しいことに目を背けずに面白がって取り入れていける教育観が必要だと強く感じました。手持ちのカードで勝負していくのは、楽です。楽には、レベルアップがあまりありません。やっぱり、ぐっと伸びていきたい。実践発表を聞きながら、そんなことを考えていました。

 

1日目を振り返って

リアルにお話しを伺うと、熱量が違うなぁ。

久しぶりにリアルセミナーの良さを感じました。

ひとまず、自分の中で高まっている意欲をここに残しておいて、夏休み明けに職場で伝えたいと思います。

実は、今日もD-project香川夏セミナーが開催されます。デジタルシティズンシップ教育に関するお話しが聞けたりするので、学んで職場へフィードバックしたいと思います。

 

今日も読んでいただき、ありがとうございます。