デザインマンホールを知っていますか?
日本には、各地に様々な絵柄のマンホールがあります。表紙の写真は、岡山県の西粟倉村で撮影したものです。直径60cmの円の中に、その町を象徴するものがデザインされています。マンホールを見るだけで、その土地の概要を掴むことができます。これを教えてくださったのが、関西学院大学初等部の宗實先生です。
この本が始まりです。社会科の授業作りを丁寧に記された1冊です。衝撃を受けて、後輩と一緒に、読書会をしながら宗實先生の実践を勉強しました。
そして、今年に1月に実際にお話を聞く機会があり、書籍以上に衝撃を受けた次第です。それからというもの、各地のマンホールの写真集めをするようになりました。
「マンホールの写真集めているんです」
職場で言っていると、出かけたところで撮った写真をくださる先生もいます。
先日、オーストラリア語学研修へ行った先生にお願いして、オーストラリアのマンホールの写真を撮って来てもらいました。オーストラリアは、地名が書いてあるだけで、日本のようなものはないようです。直径60cmに町を表現するあたりは、日本らしいなと改めて思いました。
出かけたところで、マンホール写真を撮ろう
僕が授業を担当している3-4年生に夏休み前に声をかけました。すると、classroomに旅行で行ったところで撮影したマンホールをアップしてくれています。中には、マンホールカードを貰っている子供もいました。アニメキャラとコラボしたマンホールもあるから子供たちも興味を持ちやすいですよね。社会科は、暗記と思われますが、そうではなくて興味を持って取り組んで行けば自然と覚えていくものです。桃鉄や歴史漫画、そしてマンホールが素晴らしい教材だと思います。
今日は、倉敷へ出かけたので、ついでにポケモンのマンホールを見つけて来ました。
大体の場所をホームページで確認して、てくてく歩くのがRPGっぽいですよね。いやぁー、これが教材になると考えた宗實先生の感性に、感服です。僕も子供たちが、ワクワクする授業ができるように精進します。
今日も読んでいただき、ありがとうございます。