久しぶりの見学
来週、3年生は社会科見学に出かけます。場所は、スーパーマーケットです。コロナの間、子供たちが見学に行くことが出来ずにいました。僕の場合、お店にお願いをして、ひとりでお店に行って写真を撮らせていただき、それを教室で見せたり、NHK for Schoolの番組を見せたりして学習していました。
ようやく今年は、久しぶりにスーパーマーケット見学を実施することが出来ます。子供たちも楽しみにしていますが、私もようやく子供たちをスーパーマーケットへ連れて行くことが出来るので、ワクワクしています。スーパーマーケットは家族と行くところですが、見学となると視点を持ってお店の中を見るので新鮮な感覚になるものです。やはり、写真や映像で見るよりも自分の目で見つける、店の雰囲気を肌で感じることが大切です。検索すれば、見つけることが容易な今だからこそ、見学は貴重な体験となります。
その子が聞きたいこと
金曜日に、見学に向けた事前指導を行いました。当日のタイムスケジュールや見学時に気をつけること、授業の中で考えた見学の視点などを確認しました。それから、スーパーマーケットで働く人に聞いて見たい質問を見学のしおりに書かせました。質問を見ると、その子らしさが出るなぁと思いました。
例えば、商品の数や並べ方について知りたいと思っている子もいれば、どんな仕事をしているのか、どうしてスーパーマーケットで働き始めたのかなど働く人に注目している子、どうやってチラシの内容を考えているのか、割引券などサービスに注目している子など見学の視点をもとに質問を書いていました。
傾向としては、スーパーマーケットで働く人に関する質問が多かったです。もっと、商品のことや建物のことに対する質問が多いかなと思っていたので、意外でした。働く人へは、お店へ行かないと聞けないことなどで、よく考えた質問だなと感心しました。
来週の見学の時に、積極的に質問することを願っています。
今日も読んでいただき、ありがとうございました。
