眼鏡のカガヤキ☆

眼鏡を通して見えるキラキラした日常をお伝えします。岡山で小学校の先生をしている僕が、授業実践や読んだ本・好きな音楽・子育てについてキラッと輝くことをお伝えするブログです。

学びを見える化する!効果的なまとめ方とその意義

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学習した内容をまとめる。どの教科でも行うことがあると思います。

僕は、シンプルに表にしたり、図を使ったりします。思考ツールの中でもまとめることに適したものがあるので、それでも構いません。これまでバラバラだった学習内容をツールを活用することで、視覚的に分かりやすくなるのです。

 

分かりやすくするために、学習した内容をもう一度自分で確認したり、整理したりするから記憶に定着しやすくなります。また、整理する時には、短い文で言い換えるので、簡潔に書く力が養われるのです。だから、まとめをすることが大切であると言われています。

 

そうなると、効果のあるまとめと、そうでないまとめが生まれます。効果のあるものは、学習した内容を咀嚼して、再び表現することです。一方、そうでもないまとめは、ノートに書いていることをそのまま書くこと。

 

子供たち自身が、まとめるという活動の意味を自分の中に持っていないと、単なる活動になってしまう。子供たちの内側から、「多くのことを学習したから、ちょっと整理しないと分からないなぁ」という気持ちが生まれて来ないと、やらされているだけとなってしまいがちです。

 

そのためには、まとめることの先を設定する。

例えば、まとめたことを発表する場を設定したり、まとめたものを掲示したりする。もしくは、まとめ方自体を子供に委ねる。文章だけでもいいし、ポスターにするのもいいだろうし。

 

まとめる方法も指導していきながら、子供たちの中で使える技を増やしてあげる。ここは、教えることです。型を教えていくことは、教師の役割だと僕は思います。

 

今日も読んでいただき、ありがとうございました。