眼鏡のカガヤキ☆

眼鏡を通して見えるキラキラした日常をお伝えします。岡山で小学校の先生をしている僕が、授業実践や読んだ本・好きな音楽・子育てについてキラッと輝くことをお伝えするブログです。

止めると・・・

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連日とんでもない暑さが続いています。

これだけ暑いと、飲みたくなるがビール。

でも、今お酒を止めています。

 

今日で、4日目です。

「飲みたい!」という気持ちは、薄まりました。あれだけ「ビール!」と言っていたのに。

 

そして、飲まないと、これほどまでに食欲が減ることにびっくりです。お陰で、4日で2kg減りました。

これは、ちょっと増えていた分なので、元に戻った感じです。それでも、年明けからなかなか減らなかった体重が、減った訳ですから嬉しいものです。

 

さて、どこまで続くのか。

続けることに楽しみが出てきたから、続けようかな。7月いっぱいは、やろうかな。

 

 

息子の読書

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娘も息子も本を読むことが大好きです。

我が家は、夫婦共によく本を読むので本を読む事は当たり前です。特別に時間を割いて、読書タイムを設けることはありません。寝る前の30分くらいが、読書をする時間です。生活の一部に読書があります。

 

さて、今日は5歳の息子の読書について書きます。息子の好きなジャンルは、3つあります。

 

❶科学に関する本

息子は、動物や植物や天体といった理科的な本が好きです。初めは、図書館から図鑑をよく借りてきて一緒に眺めていたのですが、最近では「科学のとも」などのしっかりお話が書かれているものも読んで欲しいと持ってきます。火山に関する本など、少しマニアックなものもたまに借りてきます。

 

❷迷路と探し物

『ミッケ!』などの何かを探す本、そして複雑な迷路も非常に興味があるようです。一緒にやって欲しいと寝る前に見せてくれます。楽しいのですが、終わるまで寝させてくれないのが、少し厄介です(笑)

 

 

 

そして、最近新しく加わったものがあります。

❸シリーズものの物語文

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『キャベたまたんてい』シリーズです。僕は、まだ読んだことがないのですが、キャベたまたんていが謎を解きをしていくお話のようです。

お姉ちゃんが、小学校の図書室で見つけて気に入ったらしく、その影響で息子も読み始めたようです。どうやら、これは自分で読みたいようで、「読んで欲しい」と言ってきません。ゆっくりながらも自分で読み進めています。分からない漢字は、聞いてきますが、それにしても5歳なのに凄いなぁと、感心しています。

 

まとめ

自分の好きな本を選んで読むようになっていることは、非常に嬉しいことです。これから興味の対象が変わることは、もちろんあると思います。ただ、そんな時に「本を通して学ぶ」という軸がしっかりあり続けて欲しいです。

 

 

今日も読んでくださってありがとうございます。

娘の食欲

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小学校に入学して、娘の食べる量が増えたように思います。元々、好き嫌いも少なく、保育園でもよく食べる子でした。因みに、娘が嫌いなものは、お餅らしい・・・。

 

小学校に入学してから、おかずも白米も本当によく食べます。給食もよく食べているみたい。

 

「小学校の給食は、メッチャ美味しいんよー。」

晩御飯の時に、弟によく話をしています。育ち盛りだから、よく食べるのは当たり前って言えば、当たり前。それにしても、よく食べます。うどんとか、ひと玉をペロリと食べちゃう。今でこれだから、中高生になると、外食に行くのは、金銭的に不安。でもまぁー、好き嫌い多くて困るよりもいっか。ドンドン食べて大きくなってな。

 

今日も読んでくださってありがとうございます。

 

『一斉授業 10の原理 100の原則』を読んで

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夏休みに研修を担当します!

新任の先生対象のものです。所謂、初任者研修というものです。公立であれば、県の教育センターに今年度採用された先生が一堂に会して、合宿形式で行われるようです。

 

うちは、私立なのでそこには混ぜてもらえない。もちろん、西日本の私立学校の初任者研修もあります。僕も、1年目の時に参加しました。ただ、「私立学校とは・・・」という私学で働く心構えを学ぶことがメインの研修でした。

そこは、大事なんだけど、やっぱり授業の組み立て方学級経営のことを学ぶ場も必要なのです。

 

ないなら、やる!

研究主任の僕が、授業作りや学級経営に関する研修を行うことになりました。

「教える」というよりも「一緒に考えて、行動する」ことを伝えたいなと思っています。

でも、研修を担当するからには、自分が普段していることだけでは、説得力に欠ける。そこで、授業作りに関する本を読んでいました。

『一斉授業 10の原理 100の原則』/堀 裕嗣

普段何気になくしていたこともあれば、これはできていなかったということまで、100の原則を一つひとつチェックするように読みました。

僕がこの本から得たことは、3つです。

 

❶目的を明確にする

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初任者の授業を見る機会が、今年は多いです。授業を見て感じるのは、まとめが甘い。前半は、上手くいっていても肝心の終わり方がグダグダするパータンが多いのです。

授業後に話を聞くと、「どうまとめていいのか、分からなくなって。」とか「自分が思っていた流れと変わってしまったので・・・。」と答えてくれます。

やはり、どんな力をこの授業で子ども達につけたいのかが、授業者の中で明確になっていないのです。授業の目的を子ども達に伝えて、明確にすることで、子ども達は意欲的に学習に取り組むようになると書いています。

 

 

❷グループワークを入れる

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45分間、説明一辺倒では子ども達は保ちません。合間に必ずグループワークを取り入れる必要があるわけです。本書では、まずペア交流から始めることを勧めています。ずっと、先生の説明を聞いて、ノートを書くのは講義です。

 

自分の考えを言う、友達の考えを聞く。ここで、共通すること、違うことに気づく。そして、自分の中に新しい考えが生まれる。これが、授業です。

 

先ずは、2人からしっかり聞き合うこと。これが大切です。話を聞いて貰えると嬉しいですよね。そこから、4人グループ、そしてクラス。

 

先生の役割は、ここではファシリテーターです。会話を繋げていくのが役目です。その為にもファシリテーションの仕方を学ぶ必要があります。

 

❸意識すること

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目的を明確に伝えることやグループワークを取り入れることを意識してすることが大事です。

意識して、徹底することで力がつきます。これは、授業に限らず、何でも同じです。ただ単にやっている状態では、あまり効果がありませんよね。

 

まとめ

今まで授業作りに関する本は、読むことを避けてきました。なぜなら、ハウツー本に頼って授業することが、格好悪いと思っていたからです。だから、今まで人の授業見たり、自分で工夫してみたりしてきました。それゆえ、授業で普段やっていることは、自分の感覚でしかない。授業の仕方を相手に説明するのがとても難しいかったのです。

ところが、この本を読んで今まで自分がやってきたことが、理論的に説明してある。更に、今まで自分があまり意識してこなかったことが、大切だと書いてある。やはり、本を読むって大事だなと思いました。

これからは、教え方を教える立場になってきます。こういったハウツー本も読んだ方が、相手に説明する時に役立つし、自分の幅を広げることにもなるなと思いました。学期末、成績処理と並行して研修の準備も進めます。

 

今日も読んでくださってありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Feedback

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自分がした事に対して、反応が欲しい。

それが、良い反応でも悪い反応でも、とにかく反応があると気づきが生まれます。

 

やっぱり、「自分を見てくれている。」

この感覚は、大人でも大事なんだなと思った2ヶ月でした。ましてや、子どもの場合は、もっと顕著です。

 

「あなたを見ているよ!」というメッセージを感じさせることは、かなり大切です。難しいんだけどね。

 

今年度は、できたことノートを活用して新任の先生と同僚の先生に1週間の振り返りをしていただいています。一週間書いて、週明けに僕に提出。そして、僕がコメントを書いて返す事を続けています。

 

僕自身、振り返りを読むことが楽しみです。さらに、それに対するコメントを書くのも大事にしています。

 

また、自分自身も手帳にできたことを書き出してきました。ただ、これは自分しか見ていなかったので、書いてもコメントはもらえないのです。やっぱり、書いたことに対してコメントが欲しくなります。褒めてもらいたいのです。

 

そこで、僕も見てもらうことにしました。

毎日できたことを書き出して、1週間を振り返り、提出する仕組みを作りました。

 

今日からスタート。

先程今日のできたことは書き出しました。

さぁー、一週間後の提出時にはどのくらいのできことが溜まっているのだろうか。

 

今日も読んでくださってありがとうございます。

話すこと

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時間をとって直接会って、話をする。

テクノロジーの進歩によって、遠くに住んでいる人とも連絡を取れるようになりました。

でも、そんな時代だからこそ、面と向かって話をすることに価値があるのかなと思います。

 

自分の話をする。相手の話を聞く。

それから話が広がっていく。

この広がっていく所が、好き。

 

この頃、学校という場の在り方についてよく考えます。もはや、知識を習得するだけならスマホがあれば何とでも学べる時代。ましてや、カリスマ講師とその分野で張り合っても、多くの先生は、勝てるはずもない。

 

だから、学校に行く意味がないのか!

学校という場に集うからこそ、意味のある価値がある場を創っていきたいなと思っています。

 

今日は、そんな話をして聞いてもらいました。

 

学校は、人が集まって摩擦が起こり、人間関係を学ぶ場になるんじゃないかな。

 

こういう言葉をいただきました。

 

縦の関係(先輩や後輩)、横の関係(同期や同僚)に加えたナナメの関係(縦、横以外の関係)の方との対話。

 

腑に落ちて、言葉では表現できないですが、自分の中で、これから学校の在り方の朧げなイメージが湧きました。

 

やはり、会って話すのって大事だな。

今日は、そんな事を感じた1日でした。

 

今日も読んでくださって、ありがとうございます。

 

 

 

 

大村はまさんの『教えるということ』を読んで

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本屋さんに行くと、ついつい文庫本コーナーに足を運びます。移動の時は、文庫本。

それは、コンパクトでかさ張らないので、さほど荷物にならないからです。先日、文庫本コーナーで見つけたのが、大村はま著『教えるということ』です。これを購入して、読みました。

 

3度目の出会い

実は、この本を読むのは、3度目です。

最初は、先生になりたかった学生時代。

2度目は、先生に成り立ての24-25歳。

そして、今回です。同じ本を何度も読むことはそんなにないのです。

ですから、このタイミングで三度読むことになったのは、「きっと意味があるに違いない」という気持ちで読みました。

 

職員室は研究する場であるべき

大村さんは、ハッキリとこう言われています。

研究をしない教師は、先生ではない。

大村さんが、初めて赴任した学校では各先生が、熱心に研究をなさっていたそうです。職員室が、学ぶ雰囲気であったことが、その後の大村さんの研究していく姿勢に繋がったそうです。今でこそ、本屋さんに行けば、教科指導やクラス経営に関する本は、山のように売られています。はたまた、ネットで検索すれば、指導案など無料で手に入る時代です。それに感けて、指導書を見て授業に臨むことや今までの経験にすがって授業をしてしまうことがありがちです。

 

もちろん、大村さんが教鞭をとられている時代は、そのようなものはありません。だからこそ、熱心に研究をされて授業を創ってこられたのでしょう。

 

しかし、時代がどうあれ、先生は、教えることを生業としているのだから、授業研究をやることは、当然なのだと思います。

 

これは、自戒の念を込めてです。やっぱり、先生は教えるプロなのだから、「教える」ということに対して常に意識して学び、実践していく必要があります。

 

職員室を研究する場、学び合う場にしていこうと感じさせてくれました。

 

大村さん自身、50年程先生をされたそうですが、常に新しい方法を模索し、教材を探し続けていたそうです。

研究を失った教師は、子どもとは違う世界にいる人。

浦島太郎状態になってしまう訳だから、常に学び続けて欲しいというメッセージを残しています。

 

背筋がしゃんと伸びる言葉が、散りばめられて1冊。やはり、タイミングよく本は、やってくるなぁ。つくづく思いました。

 

今日も読んでくださってありがとうございます。