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眼鏡のカガヤキ☆

眼鏡を通して見えるキラキラした日常をお伝えします。岡山で小学校の先生をしている僕が、授業実践や読んだ本・好きな音楽・子育てについてキラッと輝くことをお伝えするブログです。

2014年読んだ本その6-久し振りの小説-

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おはようございます。
久し振りに本の紹介です。
しかも今回は、小説です。小説は、めっきり読まなくなってるんですよ。好きなんですが、小説よりも・・・読みたい本を優先的に読むのが、ここ1〜2年の傾向です。

『時は乱れて』/フィリップ・K・ディック(早川書房)


2週間ほど前に友人から「最近お勧めの小説は?」と聞かれました。しかし、書いたように最近小説を読んでいなかったので、少し前に読んだ伊坂幸太郎を勧めました。そんなやり取りがあったので、久し振りに「小説読みたい」という気持ちになったのです。

本屋に行き、何かないか物色していると、この本を見つけました。表紙を見て


カッコイイ!


そう思ったので買いました。内容は全く見ずに。ジャケ買いです。CDでは、よくしているのですが、本では初めてでした。

本の帯には、待望の復刊の文字。どうやら1959年に出版されたSF小説 、50年以上前!!

主人公は、レイグル・ガムという男性。新聞の懸賞クイズに2年間ずっと勝ち続けている知らない人がいないチャンピオン。ある時、レイグルは自分が他人に思える出来事が起こります。ほんとうの自分はいったい誰なのか?

この世界にグイグイ引き込まれていきました。50年以上前のSF小説だけど、今でも充分通用する内容。映画とかに合ってるなぁと思いました。

レイグルのほんとうの姿が、徐々に分かっていくと同時にレイグル自身は、重要な選択をする場面に出くわします。自分達のグループが正しいのか、相手が正しいのか。

レイグルは「内戦ではどちらも間違っている」と言います。さらに「このもつれた糸をほどく手立てはない。内戦では誰もが犠牲者なんだ」と言います。

最終的に、レイグルがどうしたかは、読んで確かめて欲しいのでここでは書きませんね。

意見の対立は、日常生活の様々な場面で起こりますよね。僕もそうですが、「自分が正しい」という視点で主張することが多いですよね。「どちらも間違っている」この視点をしっかり持って、新たな方向性が見出せるようになりたいなぁとこの本を読んで感じました。

単純に小説としても読みごたえのある内容です。50年経っても通用する、凄いことですよね。

今日も読んでいただきまして、ありがとうございます。

時は乱れて (ハヤカワ文庫SF)

時は乱れて (ハヤカワ文庫SF)