新学期が始まり、3週目です。
先週は、行事が盛りだくさんの1週間でした。
そして、今週は個人懇談です。
僕は今年度担任を持っていないのでその分での忙しさは、ありません。ただ、広報の仕事がここから忙しさを増してくるので、担任とは違った忙しさが出てきます。昨年度までは、この2つが同時に訪れていたのでとんでもない状態でした。
さて、勤務校では5月に運動会があります。
そろそろ、どんなことをするのかを各学年話し合って決めていく時期です。
「表現活動は何にする?」
「競技種目はどうしよう?」
職員室では、こんな会話が聞こえてきます。
通常の授業もある中、行事のことも考えていかないといけない。時間がかかることです。
出来るだけ、指導が楽で簡単にできて見栄えがするものや例年通りのものを選択してしまいがちですよね。だって、大変だから。
コスパやタイパばかりを追い求めるのは、僕は違うなぁと思っています。だからと言って、運動会の練習にたくさんの時間を割く必要もないと思います。
大切なのは、子供たちが行事を通して何を学び、それを日常でどう活かせるようになるかという視点で、内容を考えることだと思います。
指導をするのが大変だ。
それでも、こんな力を身に付けて欲しい。
だから、挑戦しよう。
こういう気概をもった教員集団になりたいな。
「面倒だ、面倒だ。」と言っているばかりでは寂しい。面倒なことも楽しめるような集団なりたい。それは、子供にもそうなって欲しい。
苦手なことやしたくない事は、誰にでもあります。もちろん、逃げたって構いません。それでも、時には挑戦してみる。そこから得られるものは、あります。そして、挑戦する度合いをちょっとずつ高めていく。勿論、ひとりでするには勇気がかなりいります。だから周りに助けてもらう。挑戦するから助けてもらえる。助けてもらうから、自分も誰かの役に立とうと思う。ずっと逃げてばかりの人には、助け合いのバトンはまわってこないと思います。たとえ、バトンがまわってきても、次の人にまわさずに自分で終えてしまうのだろうなぁ。
古くさい考えかもしれませんが、僕はそんな風に考えて子供たちに授業をしています。
今日も読んでいただき、ありがとうございます。