こんばんは。読んだ本について書くのも久しぶりです。
『あたりまえだけどなかなかできない 教え方のルール』/田中省三著
この夏は、授業実践を発表する機会があるので、もう一度「教える」ということを学ぼうと思い、図書館で借りました。
《読書メモ》より
- 教える時は優先順位をつけ、上位20%のことだけをしっかり教える
- 知っていることを全て教えようとすると膨大な時間とエネルギーが必要
- 相手は何を求めているのかを考える
- タイトルでは、教わる側にどのようなメリットがあるのかをできるだけ早く明快に伝える
- 目的とメリットがあると分かれば、相手は一生懸命聴く
- 聴き上手は、さりげなく「確認」と「許可」を使っている
- ホワイトボードや黒板を使って、意見の見える化
- 書き込みながら説明すると、教わる側の理解が深まる
- 小さなことでも自分が伸びたと思うことを書き出す
伝える内容を絞ることは、やはり大切ですね。沢山ないと、不安になる貧乏性な意識がどうしてもあります。
初任者の頃から比べると随分その意識も薄れましたが…。(これも自分が伸びた部分ですね)
本文でも「卵を割らないと、オムレツは作れない」というフランスの格言が紹介されていましたが、行動しないと、変わらないですよね。教える相手の求めていることを考えて、伝える。そして、改善点を見つけて、改善していく。常に、「教えること」ということを学び、授業をしようと思いました。
今日も読んでくださり、ありがとうございます。