本読んで、ブログ書いて、ビール飲んで、Amazon videoで「相棒」見る。
贅沢な休日を過ごしています。
さて、今回は趣味の本です。
ライガー引退
2020年1月4日・5日の東京ドーム大会を以って獣神サンダーライガーが、レスラー人生を終えることが決まっています。ジュニア一筋30年。
新日本プロレスのみならず、様々な団体を繋ぎ、ジュニアヘビー級の発展に尽力してきたライガーが、いよいよ引退するのです。ちょっと前の鈴木みのるとの攻防もワクワクしながら追いかけていました。さてラストマッチはどうなるのか、どんなことを語るのか。今からたのしみです。
自分に厳しく
この本では、ライガーと関係が深い15人のレスラー、関係者が獣神サンダーライガーというレスラーについて語っています。藤原喜明や前田日明など先輩レスラーからエル・サムライ、大谷晋二郎、金本浩二、高岩竜一など新日本プロレスに所属していた後輩レスラー、共にジュニアヘビー級を盛り上げてきたグレートサスケなど幅広いレスラーからの証言が掲載されています。これだけの面々が、インタビューに応えている。
そして、誰もがライガーは、常に練習をしていると述べています。30年のレスラー人生であれだけ過酷な試合をしているにも関わらず、大きな怪我をすることなくやってこれたのは、練習の賜物なのでしょう。
ライガーは、決して身体が大きいレスラーではありません。呼吸がしづらいマスク、それに加えて、全身タイツのコスチューム。それでもバテることなく試合ができる。
そして、筋肉の塊のような身体。ライガーボムや垂直落下式ブレーンバスターのようなパワー技は、もちろんの破壊力。一方で、フランケンシュタイナーやシューティングスタープレスなどジュニアらしい技も巧みにできる。
自分に厳しく、プロレスを追い求めてきた偉大なレスラーであることが、各レスラーのインタビューから垣間見ることができます。
利他の心
ずっと第一線で活躍してきたライガー。
ライガーは、自分よりもジュニアの発展を一番に考えてきたレスラーです。今でこそ、ジュニアヘビー級とヘビー級は、別物です。ただ、90年代前半までは、ジュニアはヘビー級への通過点という考えがありました。試合も中盤に組まれることが多かったそうです。
「もっと、ジュニアヘビー級を盛り上げたい!」ライガーの提唱により、1994年に始まったのが第1回スーパーJカップ。メジャー・インディーのジュニア選手のNo.1決定戦です。
僕は、高校生の時に、レンタルビデオで見て衝撃を受けました。その試合が、ライガー対ハヤブサ。ハヤブサの空中殺法に心を奪われました。これは僕に限らず、この大会でハヤブサの知名度は一気に上がります。FMVを背負って立つレスラーへとなって行きます。
その名前を変えて、ベスト・オブ・ザ・スーパージュニアは、今でも続いている伝統あるジュニアの大会です。
グレートサスケ・スペルデルフィン・TAKAみちのくなどなどライガーによって脚光を浴びたレスラーは、数多くいます。
まとめ
獣神サンダーライガーのレスラー人生は、残り数日となりました。しかし、ライガーが築いてきたものは、今もそしてこれからも受け継がれていくことでしょう。自分の成長のみならず、所属しいる自分の周りも幸せにする姿勢。
憧れ続けてきたレスラーから元気と生き方の方向性を教えてもらいました。
今日も読んでいただき、ありがとうございました。