眼鏡のカガヤキ☆

眼鏡を通して見えるキラキラした日常をお伝えします。岡山で小学校の先生をしている僕が、授業実践や読んだ本・好きな音楽・子育てについてキラッと輝くことをお伝えするブログです。

人生を背負って大はしゃぎ

働くって何ですか?

キャリア教育の一環で、中高生に「職業調べ」という課題を出す学校があります。

教え子からアンケートや話を聞かせて欲しいという依頼をここ数年受けます。

その時によくある質問が、「あなたにとって働くとは何ですか?」です。

 

この質問困るんですよ。

なぜなら、働いている感覚があんまりないのです。好きなことをやっている延長が、仕事という形になっているから。もちろん、こういう部分もありますよ。

 

  • お金を稼いで、家族を養う
  • 自分を高める
  • 世の中に貢献する

 

でもね。やっぱり、自分が好きなことだから、打ち込める、楽しめるわけです。

 

決して、仕事が趣味。

そんな感覚がありません。

自分が面白いと思うことを授業に活かす。

仕事をしている中で、「これ使える!」と思うことを自分の生活にフィードバックする。

 

こんな感じです。

仕事と生活、遊びの垣根が殆どない状態になっています。

 

これは、単に大人を楽しむ感覚です。

子供たちが、親の次に接する時間が長いのが、我々教師です。その教師が、大人を楽しんでいないと、子ども達は将来が面白くないです。

 

大人は、面白い。

けれども、責任がある。

 

そんな事を伝えたくて、仕事をしている側面もあります。

 

今日も読んでくださって、ありがとうございます。

 

(追伸)

そんな僕も気持ちを代弁している歌がこれです。「大人って楽しい! 」こんな事を伝えていける仲間を増やしていきたいです。

 

 

 

 

 

同じ品質を生み出す技術

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先日、紙漉きの作業場を見学させていただきました。職人さんが、紙漉きの工程を説明してくださった時に言われた言葉が印象に残りました。

「条件が変わっても同じものを

作らなあかんのですよ。」

 

この作業場では、注文に合わせて厚さの違う紙を作るそうです。この日は、金箔の保護などに使う非常に薄い紙を作っていました。

 

材料を溶かした液体は、紙を漉く度に減っていきます。それでも、常に同じ厚さの紙を作ることが求められる。

 

材料もさることながら、天候によっても漉き方は、変わるそうです。どんな状況でも、一定のものを作り続ける。

 

同じ作業の繰り返しのように見えても、実は微妙に変えて同じ品質を生み出す技にすごさを感じました。

 

これぞ職人技。

 

一流であれば、その求められるレベルも高いわけです。強い信念と地道な積み重ねがあるからこそ、技を磨くことができるのだろうと思います。

 

僕も「授業の質を高める」という想いと積み重ねが必要なのだと、紙漉きの作業場を見学をして改めて心に誓いました。

 

今日も読んでくださってありがとうございます

朝型の僕が意識している3つのこと

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リズムを崩さない

「規則正しい生活を送りましょう。」

夏休みや冬休みなどの前に、必ず学校から伝えることの1つです。早寝早起きをして、午前中に宿題をする。朝の方が脳はスッキリしているので学習するには、効果的です。

 

これは、小学生に限ったことではなく、大人も同じ。朝の時間を有効に活用することが、その日を上手く始めることができるかに大きく関係しています。

 

僕が、リズムを崩さないようにこの夏に大事にしている3つをご紹介します。

 

①早起きをする

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「やっぱり。」

と、思った方が多いですよね。

朝に時間を生み出すには、早起きする。

そうしないと、時間はできません。

 

起きれないではなくて、起きる!

 

少々無理をしてでも、起きることから始める。

何事も、動き出す時に一番エネルギーを使います。「やるぞ」という気持ちを使って、早起きする流れを作る。流れができれば、後は流れるプールのように身をまかせれば、いけます。

 

そして、早く起きることによって、眠くなるのが早くなります。早起きから早寝のサイクルができるわけです。

 

基本的に5時に起きて、21時までに子供と一緒に寝るサイクルを作っています。

 

②やることを決めておく

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 起きたら、◯◯をする。

これを決めておかないと、続きません。

僕の場合は、子供と一緒にラジオ体操に行く。こう決めています。

 

ラジオ体操は、朝の運動に適度です。終わってから、出勤するようにしています。

 

③記録を書く

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手帳に何時に起きたのか、ラジオ体操ができたのかを毎日書くようにしています。記録をつけることは、確認するため。手帳を見て継続できている自分を密かに褒めて、にんまりしています。

 

まとめ

環境づくりが、習慣に作りにつながりますね。

楽しく、ワクワクする生活を過ごすために、僕は朝の時間を大切にしています。夏休みも始まったばかりです。小学生のお子さんがいらっしゃるお父さんやお母さんは、お子さんと一緒に規則正しい生活を過ごしてみてください。

 

今日も読んでくださってありがとうございます。

 

 

 

 

グイッと、そしてグイグイ喉に沁み渡る

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夏はやっぱりビールが旨い!

連日暑い日が続いています。

とにかく、暑い。

暑いと、喉ごしのいいものが飲みたい。

1日の終わりには、ビールが飲みたくなります。グイグイ飲んじゃいます。

 

味の多様化

近年、クラフトビールが人気を博しています。

それぞれ、特徴的な味が魅力の1つです。大手のビール会社も限定醸造という形で、様々なビールを販売しています。

 

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例えば、 1番搾りプレミアム。

ギフト限定なので、箱売りだけ。1本単位で購入できないのが、残念。だから、工場見学に行って試飲させてくれるのは嬉しさが増すもんですね。通常の1番搾りよりも、爽やかな味わいでした。

 

小さな醸造所のビールも最近では、コンビニやスーパーで売られるようになっています。地域によって、様々な味が楽しめるのでついつい試しに飲んでみたくなってしまいます。

 

「ビールは苦手なんだよ・・・。」という方にも、「これなら!いける!!」という味が見つかるとはず。

 

まとめ

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梅雨も明けて、いよいよ夏本番。

お気に入りのビールを見つけて、友達や家族とワイワイ楽しみながら、グイッと一杯飲みませんか。自戒の念も込めて、飲みすぎには、気をつけてくださいね。

 

今日も読んでくださってありがとうございます。

 

 

 

しなやかなカラダ作り

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今日は、岡山ふれあいセンターで行われたお父さんと一緒に!体操教室に参加しました。

 

4月にあったかけっこ教室に参加した際、チラシを貰って申し込んだ講座です。

 

やはり、かけっこ教室同様、体操教室も人気。

30組満席でした。親子でできるのは、魅力です。

 

しなやかなカラダ作りがテーマでした。5-8歳が対象の講座だったので、子供の柔軟性を養いつつ、バランス感覚と筋力を高める運動をたくさん教えていただきました。

 

さらに、お父さんがその運動に関わることでお父さん自身の体幹を鍛えられるという優れもの。これは、非常に有り難かったです。

 

講師の方は、体操教室もされており、しかも大学でも教鞭をとられている方だったので子どもへの説明やアプローチの仕方が、上手でした。

 

1時間の講座は、あっという間。

身体もしっかり動かしました。

明日は、筋肉痛かな。

 

まとめ

印象に残った言葉がありました。

しなやかカラダ作りができれば、どんなスポーツでも生涯楽しむことができます。

スポーツは、楽しむもの。辛いとか苦しい部分もあるでしょうが、やはり楽しむのが1番。

楽しくないものは、続きませんよね。

部活動や体育の授業には、そこの部分が大きく欠けている気がします。

 

但し、時代とともに指導のあり方や仕方が、変化しています。昔ながらの「気合いと根性」ではない部分が増えて、根拠に基づいた指導ができる方も増えています。どの分野でも発展しています。

カラダを動かすことが楽しくてスポーツに取り組む子供が増えて欲しいです。

 

今日も読んでくださってありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

 

Venn diagram=ベン図

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思考ツールの活用

本校では、英語教育に力を入れています。授業では、アメリカの小学生が使用している教科書を用いて授業がなされています。

 

この教科書は、優れものです。

小学校1年生で、動物の分類や月に関しての読み物があります。しかも、内容が濃い。日本であれば、小学5・6年生で学習する内容がさらっと書いてあります。

 

そして、問いが何よりいい!こんな問いです。

  • 両生類とは虫類の違う所と似ている所は何でしょう?ベン図にまとめよう。
  • この話の主題は何ですか。また、それを構成する要素は3つあげましょう。イメージマップにまとめよう。

 

文章から情報を読み取り、思考ツールを用いて整理していくことが当たり前のようになっています。日本の教科書では、あまり見られません。

 

国語の教科書では、考えを広げる手法として、マンダラチャートやイメージマップ、ベン図などが掲載されていますが、あくまで紹介。

 

日常的に、これらの思考ツールを活用して授業を展開する先生は、少数派です。

 

思考ツールを使えば、OK。

 

そうではなくて、手を挙げた子どもの意見を吸い上げて展開していく授業スタイルでは、お客さんになる子どもが出てきます。学年が上がれば、その数は増えていきます。

 

ちびまる子ちゃんのように、丸尾くんが正解を言って、展開していく授業。今の時代では、限界があるわけです。

 

 

日本の教科書の良さ

日本の教科書は、スモールステップで丁寧に記述されています。故に、知識を定着するには、最良の教材です。

 

読み物としては、最高です。自主学習するには、教科書を読み、内容を理解する。問題演習をして、知識の定着をはかる。これを繰り返せば、テストで点が取れるはずです。

 

分からない箇所があったら、振り返って教科書を読んでいけば、分かる仕組みになっています。

 

学んだことを繋げる

日本では、ベン図を初めて活用するのは、算数です。集合の問題を考える場面です。3年生の1学期には、まだ出てきません。

 

英語の授業で学んだので、他教科でも活用すれば理解も深まると思い、国語の授業で使ってみました。

 

『あらしの夜に』という物語文。

登場人物であるヤギとオオカミの違う所と共通する所をベン図でまとめました。

 

個人で書いて、友達と見せ合いっこして、クラスでひとつのベン図を作る流れで授業をしました。

 

付箋に書いて、発表する形式にしたので普段手を挙げにくい子も積極的に付箋に考えを書いて、貼ってくれました。

 

動きがあると、授業に活気が生まれますね。

 

まとめ

全員が黒板を向いて、ノートを書くだけの授業スタイルだけでは、限界を迎えていると思います。ちゃんと座って、ちゃんと話しを聞いて、ちゃんとノートを書く。これだけでは、持ちません。知識の伝達は、NHKが無料で濃い内容を10分でまとめて映像化してくれています。しかも、映像だから繰り返し見れます。

 

知識の伝達のみに留まる授業は、学校でする意味が薄れています。集団で学ぶ良さや意味を見出して、授業を創る工夫を教師をしていかなければ、いけませんよね。

 

教師が学び、学びの楽しさを子どもに伝える。

これが、これからの学校の使命だと思います。

 

 

今日も読んでくださって、ありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジワジワ広がるように

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マインドマップを授業に取り入れるようなって、10年以上が経ちます。マインドマップの認知度も随分高まったことを肌で感じます。

 

グッと力を入れて、積極的に子供達にマインドマップを描かせていた時期がありました。子供たちは、楽しそうに描いていました。でも、授業の中では描くけれど、自分で使う段階まではなかなか入ってくれませんでした。

 

おそらく、肩に力が入りすぎていたのだろうと思います。マインドマップ使って欲しいという想いが強すぎたわけです。

 

想いは大事ですが、重すぎると嫌ですよね(笑)

 

紹介程度に留める

今年度は、3年生。

自己紹介のマインドマップは、描きました。

これは、毎年続けていること。

 

3年生なので、理科が始まりました。

僕が、授業準備で描いたものを教室に掲示しています。それから、英語の授業で読んでいたお話も描いてみました。

 

それから、学級文庫の中にさり気無くマインドマップの本をまぜて置いています。

 

紹介程度に留めています。

すると、どうでしょう。

 

自主学習のノートに、自己紹介のマインドマップを丁寧に描いてくる子や漢字の部首で描いてくる子など例年に比べて興味を持って自分からマインドマップを描く子どもがいてくれます。

 

肩の力を抜いて取り組むと、求めていた方向に動いてくれました。

 

嬉しいなぁー。

 

ジワジワ広がってくれることを願っています。

 

 

今日も読んでくださってありがとうございます。