眼鏡のカガヤキ☆

眼鏡を通して見えるキラキラした日常をお伝えします。岡山で小学校の先生をしている僕が、授業実践や読んだ本・好きな音楽・子育てについてキラッと輝くことをお伝えするブログです。

明日からではなく、今日から変わる

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恐ろしいくらい・・・

モチベーションが下がっています。

びっくりするくらい。

何をするにも、「もういっかぁ。」

そんな気持ちです。

しいたけ占いでも、今週の魚座はそんな感じでした。何でこんなに当たるんだ!?

 

 

さて、そんな心情でふと頭の中をよぎった曲が、ガガガSP明日からではなくです。

 

小谷美紗子さんのカバーであるこの曲。

ガガガSPの初期を代表する曲です。僕もライブで何度なく聴き、お客さんと合唱しました。

 

僕は教師です、就職先がなくなりたくもない教師になりました。

やる気のない私と やる気の生徒 

一緒に感じることも何ひとつない。

(中略)

明日からではなく 今日から打ち明けて

みよう みんなと一緒に学校を変えたい

 

ずっと、ずっと忘れていたけど、頭の片隅に残っていた言葉。

 

「みんなと一緒に学校を変えたい」

 

ここなんです。

 

やっぱ、学校に変化を与える!

学校を面白い場所にしたい!

 

自分が大事にしている事を思い出させてくれました。

 

「明日からではなく」とは言え、明日からまた気持ちを切り替えて働きます。

 

明日からではなく

明日からではなく

 

今日も読んでくださってありがとうございます。

 

音楽今昔物語

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ネットの効用  

僕の趣味の一つは、音楽。

専ら、聴くことがメインです。

CDを購入して聴いたり、ライブハウスやフェスに行って生の演奏を聴いたりすることが大好きです。

 

結婚して、子供が産まれて、CDを購入する枚数もライブやフェスに行く回数も減っていますが、やはり僕の人生において「音楽」は、欠かすことのできないもです。

 

そんな大事な音楽。

僕の中で、関わり方が変わってきました。

 

タワレコAmazon

1つ目は、CDを購入する場所です。

10年前では、タワレコが主だったのが、今やAmazonが主です。その原因は、タワレコ岡山市から撤退したことが大きいです。行けば、新しい音楽と出会える場所がなくなった。TSUTAYAHMVは、まだ岡山にもあります。

ただ、取り扱いの商品が少ない。新しい発見ができる規模ではありません。

ですので、Amazonに頼る。なので、自分の気に入っている音楽とは出会えますが、幅はあまり広がらない。歳を重ねるとは、そういうこと!何て片付けたくないですが、新しい音楽に出会える機会が減っています。

 

②電話▷ネット

2つ目は、チケットの申し込み。

僕が大学生の時は、まだ電話予約がありました。『KANSAI WALKER』のチケット欄を見て、先行予約をチェック。「○日の××時から先行予約開始、電話番号は、…」と書いてあり、10分前からスタンバイ。何度も電話をかけて、ゲットしたGOING STEADYのライブの事は、今でも鮮明に覚えています。

 

今では、ネットでの予約。

ぴあやe+などで予約して、当たっているかは、メールで知らせてくれる。最近では、使用頻度が減っているものだから、チケと予約をする度に、パスワードを忘れていて、変更するところから始めるのが、僕の中のルーティーン。

 

幸い、3月に岡山で行われるGRIM SPANKYのライブは、CD購入先行予約で当たりました。

 

でも、こうやって、プレガイドで購入したチケットって、どれも画一的。

 

それに、異議を唱えたのが、MONGOL800

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ネットで当選しても、こんなオリジナルチケットが届きました。これだけでも、行く前からテンション上がりますよね。

 

まとめ

ネットにより、CDの購入もチケット予約も非常に便利になりました。ただ、失ってしまったこともたくさんあります。

 

僕としては、音楽がより多くの若者へ。

流行っている音楽が全てではない。

 

こんな想いがあります。

音楽で繋がるコミュニティには、年齢は関係ありません。

 

たくさんの音楽を聴いて、人生がより良く彩られる事を願います。

 

今日も読んでくださってありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

定期検診

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今日は、2ヶ月に1度の歯の定期検診でした。

3年ほど前から、近所の歯医者さんで定期的に歯の状態を診ていただいています。

 

やっぱり、歯は大事!

歯医者さんに通うようになって、歯磨きを意識して丁寧にするようになりました。

お陰様で、歯茎の状態も3年前よりもかなり良くなっています。しかも、上手に歯を磨けるようになっています。

 

次は、来年の2月。

年末年始は、美味しいものを食べる機会が増えるので歯磨きをしっかりしたいと思います。

 

それでは、そろそろ歯磨きをして子どもと一緒に寝ます。

 

今日も読んでくださってありがとうございます。

 

ごんぎつね4場面-ごんと兵十の比較-

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ごんぎつねの授業は、続きます。

今日は、4場面です。

月がキレイな夜が舞台です。兵十と加助が、夜道を歩いている処に、ごんが遭遇します。ごんは、二人の会話が気になって後をつけていきます。

4年前の授業はこちら↓↓↓

 

クリや松たけが届くのは・・・

兵十は、加助に相談をします。

「最近、誰かがくりや松たけを持って来てくれるんだ・・・。」

兵十は、自分の身の回りで起こっている不思議な事について、加助に話をします。

 

「兵十が加助にくりや松たけのことを話しているのを聞いて、ごんはどう思ったでしょう?」

 

このように問いかけてみました。

 

  • ごんは、自分のしている行為を兵十が話題にしていることを嬉しく思っている。
  • 自分がしている事だとは、分かってもらえていないことが心配であり、少し残念。

 

こんな意見が出ました。また、2人の後をついて行っているのが、バレないのか緊張感を持って聞いているという意見も出ました。

 

ごんは、兵十に認めてもらいたいという承認欲求が強いことが窺えます。

 

視点を変えて

次は、兵十視点の質問を投げかけました。

「兵十は、どんな気持ちで加助に話していると思う?」

 

  • おっかあが亡くなって寂しい。でもくりや松たけが届いて嬉しい。
  • 誰が持って来ているのだろう?と疑問を持っている。
  • 持ってきてくれている人を知りたい!
  • 誰だか分からないけれど、食べ物を届けてくれて安心しているが、ごんに対して怒りの感情を持っている。

 

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4年前の授業記録を読み、振り返ると今回の授業は、ごんと兵十の両方の視点へアプローチができました。

 

二人を比較する事で、ごんの想いと兵十の気持ちが乖離していることに気づけた授業でした。

 

今日も読んでくださってありがとうございます。

 

 

 

ごんぎつね3場面-困ったこと・良かったこと-

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今週もごんぎつねの学習は、続きます。

3場面を授業をしました。

 

自分のいたずらのせいで、兵十のおっかあが亡くなってしまったと考えたごん。何か、兵十にできる事はないのかと思い、行動に移す場面です。

 

ちなみに4年前は、こんな風に授業をしたようです。

 

共感マップに、ごんの様子を書き出していきました。クラスで一枚の共感マップを作っていく過程では、全員が発表できます。

 

「見る・聞く・言う&行動する・思う&考える」の要素を書き出した後は、困ったこと良かったことを考えて書いていきます。

 

この部分に出た考えを如何に掘り下げていくのかが、共感マップの醍醐味です。

 

ちなみに、3場面においてごんが困ったことは、兵十がイワシを盗んだと思われたこと・兵十に傷を負わせてしまったことがあがりました。また、ごんにとって良かったことは、くりや松たけを兵十に渡せたこと・イワシを盗んだことがバレなかったことがあがりました。

 

どうしてだろうか???

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ここから、子ども達に問いかけました。

「どうしてごんはくりや松たけを兵十の家へ持って行ったのだろう?」

子どもからはこんな意見が出ました。

 

  • ごんは、兵十のことを自分と同じ一ひとりぼっちだと思って、仲間意識を持ったから
  • 「自分がしたいたずらのせいで、兵十のおっかあは、うなぎを食べられずに亡くなってしまった。」とごんは考えている。なので、罪を償うためにくりや松たけを持っていった。
  • 自分がしてしまったことを反省して、そのお詫びにくりや松たけを持っていった。

 

「仲間意識」・「罪を償う」・「お詫び」というキーワードが出てきました。

 

ごんは、兵十に申し訳ない気持ちを持ち、しかも自分と同じ境遇と思い、優しく接しようとしている。ごんが精一杯考えたうえでの行為ですが、果たして兵十には伝わるのか。

 

そんなところで、この授業はお仕舞いにしました。今日も読んでくださってありがとうございます。

 

500記事です

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いつも眼鏡のカガヤキを読んでくださり、

本当にありがとうございます。

2014年に開設しましたこのブログ。

お陰様で、これが記念すべき500個目の記事。

2014年1月の開設以来、沢山の方々に読んでいただきまして、本当にありがとうございます。

 

教育のこと、読んだ本のこと、好きな音楽のこと、我が子のことなど、その日・その時に自分が考えたことや感じたことを中心に書いてきました。

自分の記録が、誰かの刺激や学びに繋がって欲しい。そんな想いで書いています。

 

次は、600記事。そして、ゆくゆくは1000記事と続けていきます。

 

今日も読んでくださってありがとうございます。

ごんぎつね2場面-Get into the story-

 

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今日も『ごんぎつね』の授業の話です。

第2場面です。ここは、兵十のおっかあが亡くなってしまい、お葬式が行われることをごんが目撃する場面です。

 

ちなみに4年前にした授業の記録がこちら↓↓

 

 

第2場面は、後にごんが、兵十に対して行う償いの行為をすることを決心する大切な所です。

 

故に、ごんが「思う」事や「考える」事がたくさん出てきます。

 

共感マップを使うと、そこが顕著に現れます。

物語文って、お話の中に入り込んで、主人公の気持ちになる。登場人物と同じ目線で感じる。

これが、大事なのではないでしょうか。

 

純粋に、お話を楽しむ。

読解力とか設題に答える為に読むとか・・・。

そんな所ではなく、お話の中にグッと入り込んで、主人公の気持ちを追体験する。

こういう事ができるような授業をするのが、国語の授業だと思うのです。

 

超理想なことを言っています。

自分がそんな事が出来ているなんて、まだ言い切れませんが、そこを目指しているのです。

その理想に近づけるのが、共感マップを使った物語文の授業ではないかと考えています。

 

「思う」と「考える」の違いは?

4年前の授業で、「思う」と「考える」の違いに触れていました。ですので、今日もそこに迫ってみました。

 

「思う」と「考える」の違いは何だろう?

  • 思うは、感情、考えるは、整理したもの
  • 思うは、反射、考えるは、判断
  • 思うは、直感、考えるは、考える(笑)

 

普段使っている言葉を、違う言葉を使って説明させると、子ども達は問いに向き合いますね。

 

反射と判断と答えた男の子は、「理科で習った反射に例えると・・・」と他教科で学んだことに関連して説明してくれました。

 

その他の発表にしても、発表した意見に関連づけながら、考えを膨らませるようにしていました。

 

 

誰かの意見が広がって、学びが深まる。

 

これこそが、複数で学ぶ意味じゃないでしょうか。答えが複数ある問いに対して、クラスで考えていく。合っている&違っているといった二者択一の問いだけを考える場は、もはや学校では必要ないのです。これは、言い切ります。

 

共感マップという思考ツールは、本来ビジネスシーンで活用され、顧客のニーズをチームで共有するためのものです。

 

それを応用して、国語の授業で活用し、誰でも主人公の気持ちになりきれるツールになっています。

 

全員参加で、お話の中に入り込み、主人公の気持ちになりきれる。共感マップは、そんなことを可能にしてくれるものです。

 

今日も読んでくださってありがとうございます。