ずっと好きなもの
食べ物の好みって、年を重ねると変わるって言いますよね。確かに、子どもの頃は煮物やお浸しなんか美味しいと思って食べていませんでした。和食よりも、コロッケ、ハンバーグや唐揚げなどのいわゆるお子様ランチメニューが、大好きでした。
ところが、大人になると、出汁の旨みが好きになりました。揚げ物ばかりよりも、野菜を使った1品が嬉しい。それにお酒があれば、なおいい訳です。
ただ、子どもの頃から変わらず、ずっと好きなものがあります。それは、レンコンの天ぷら。
レンコンを使った料理なら何でも好きですが、天ぷらが僕の中では最高です。天ぷらになると、レンコンが分厚い。分厚いレンコンを噛んだ時のシャキシャキとした歯ごたえが、大好きです。
どうして好きになったのか。
理由があるはず。
自分の記憶を思い出してみました。
レンコン掘りと少年時代
子どもの頃です。小学校の1年生くらいだと思います。父親の職場の方の家にレンコン掘りに行かせてもらいました。
長靴履いて、ドロの中に入る。もうそれだけで楽しいもんでした。ヌルヌルした泥の中に手を入れてレンコンを引っ張る。大きなレンコンが取れました。
レンコン掘りも無事終わり、泥だらけになった体を洗うために、お風呂に入らせてもらいました。
お風呂から上がって、晩御飯。
収穫したレンコンが天ぷらとして、出て来ました。自分がとったものだから、尚更美味い。
お腹いっぱい食べました。
父親は、職場の方とお酒を飲んでいました。
その時に流れていたのが、井上陽水の「少年時代」。その時初めて聴いた歌でした。
陽水の声と、ノスタルジーなサウンド。
レンコン掘りと少年時代は、30年近く経ってもまだ僕の頭の中に記憶され、こうして文章にする程ですから相当強烈なものだったんだろうと思います。
まとめ
どうして好きなのか。
そこを掘り下げて見ると、懐かしいことを思い出しました。連休に実家に帰った時に、母親に話をして聞いてみようと思います。
あぁーレンコンの天ぷら食べたくなったな。
今日も読んでくださってありがとうございます。