こんにちは、久しぶりの更新です。
先月末に待望の伊坂幸太郎さんの新作『アイネクライネナハトムジーク』が発売されたので、今日はこの本を紹介します。
ごく普通の人たちが巻き起こす、小さな奇跡の物語
帯にはこう書いてありました。
伊坂幸太郎作品としては、珍しく殺人や強盗などのサスペンスはなく、大半が恋愛を扱った内容でした。
日本人初ヘビー級チャンピオンが軸となって展開されているお話。
6つのお話が、収録されているのですが、6つが上手く繋がっている。これぞ!伊坂幸太郎!!っていう作品でした。
第1話のアイネクライネから斎藤和義の「ベリーベリーストロング」が出来たことは知っていたので、読みながら思わずニヤリとしてしまうことが、多々ありました。
大どんでん返し!みたいな展開はないけれど、おっ!と驚くようなそれでいて、ニンマリしてしまう心が温かくなるラストに元気を貰いました。
今日も読んでいただきまして、ありがとうございます。