こんばんは。
ごんぎつねの第5場面の授業です。
兵十と加助が、お念仏が終わって帰って行くところです。4場面同様、2人の会話を聞きながら、ごんはついていきます。
加助が、兵十に起こっていることは「神様のしわざだ」と兵十に伝えます。
兵十は、「本当かな?」と思いつつも加助の言ったことを一応同意しています。
ごんとしては、行く時にくりや松たけの話題を2人が話していたので、ウキウキした気分で帰りは、後をつけていっているのが文章から分かります。
兵十のかげをふみふみ歩く
余程、ごんは自分のしている行為が、話題になっていることに喜んでいますよね。「ごんは、浮かれているみたい」と子供達も書いていました。
ところが、そんな浮かれた気持ちを一蹴してしまう、加助の神様のしわざ説。
ごんとしては、割に合わないわけです。ここでの思いが最後の場面での大胆な行動につながるのかなぁーと思ってしまいます。
子供達には、ごんと兵十のそれぞれの気持ちを文章で書いてもらいました。
兵十は、神様のしわざと思っていないけど、ごんとは思っていない。
なかなかごんの思いは伝わらない・・。
いよいよ、次が最後の場面となります。
今日も読んでくださり、ありがとうございます。